狐の嫁入り

こんばんは。

仕事の帰り、電車の待ち時間に小枝を食べた。←あっ、森永のね。ファミリーパックの小袋に動物の刺繍が載っている。
何度も食べていて(母が買っている、糖尿病なのに…)、今日初めて狐が出た。
その狐についての説明が、「狐の嫁入り」だった。

狐の嫁入りって、昔から聞かされていて、信じていた。
でも最近思い出すことはなかった。

『雪狐々姿湖』を何度も読んだあとだったので、今日はすぐ白百合が浮かんだ。

人間の姿に化けて、源左どのに嫁入りした時は天気雨だったのかなぁと。

でもそこで「狐の嫁入りか」という会話をされたら、白百合の内心は焦ってしまうだろうなぁ。
なんて...



小枝のおかげで、
*雪狐々姿湖
が読みたくなって読んだ。
なんとなく早読みをしようとするのだが、切なくて一字一句を読みつつ、でも読むと切なくなって飛ばし読みをしたくなるという…。
本当に切ない…。胸が苦しくなる感覚。

読み過ぎたら、舞台の感動が薄れるかな、と心配しつつ、たぶんまた読みたくなると思う。


旧暦弥生廿七日、蚯蚓出。空氷