2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ろうそくの光

こんばんは。タイトルは、 中西敬二郎先生著、 *人形は生きている「十六」からそのままいただいた。人形浄瑠璃の歴史を想うとき「ろうそくの光」が読みたくなる。久しぶりに読んだら、知りたいことが書いてあった。一時は歌舞伎より人気があった人形浄瑠璃。それがなぜ…

忠臣蔵!!

こんばんは。今日も *江戸演劇史上 の続き。全部をじっくりよんでも楽しめると思うが、歌舞伎については、あんまりひっかからないので飛ばし読み。そんな中ぱらぱら読んでいたら、『仮名手本忠臣蔵』ができるまでの、赤穂浪士の芝居について書いてあった。人形浄瑠…

紀海音

こんばんは。今日も *江戸演劇史上 を読んだ。昨日の続きで、浄瑠璃の部分だけを読む。今日は紀海音だった。昨日も出てきたが『心中二つ腹帯』が近松門左衛門より人気があったことを知る。浄瑠璃集で持っているので、読めると思うと嬉しい。ちなみに『心中宵庚申』…

読書

こんばんは。今日は電車内で、 三宅周太郎さん著 *文楽の研究 を読んだ。解題、解説を読んでから頭へ。今日はちょっとフラフラしているので、感想はまた後日。あと出かける前にも読んだ、 渡辺保さん著 *江戸演劇史上 をカフェで読んだ。しおりが挟まってたのが、豊…

内子座文楽の首(かしら)

こんばんは。内子座文楽の配役をすべて把握していなかったので、勘市さんが登場されて少し驚いてしまった。勘市さんが遣われていた首(かしら)。多分やけど『妹背山婦女庭訓』の大納言兼秋のように思う。妹背山を初めて観た時から、首(かしら)が遣われている…

曽根崎心中と同い年

こんばんは。今朝通勤の駅で、JR西日本旅ごよみをもらう。ぱらぱら見ていたら、岸和田祭りの案内があった。JR沿線ではないのに取り上げられるほど有名になったんやね。あたしは10月秋祭りのだんぢりっ子←子ではないが。9月岸和田祭りはお弁当を持って行くところだっ…

読み物としての浄瑠璃

こんばんは。24日は久しぶりに、 中西敬二郎先生の *人形は生きている(昭和30年発行) を読み直した。この本は持ち歩ける大きさ。土曜日にまとまった時間が外出先でできるので、また読もうと思う。今日は、 *近松門左衛門集2(小学館) を読んだ。 文楽、秋の地方公演 …

内子座文楽の音

こんばんは。内子座で印象に残った音。それは床本集をめくる音。めくるタイミングが同じなので(当たり前)、夢中になって舞台を観ていると、床本集の紙の音で「あぁ、めくるタイミングか」と気付く。私の周りの人は床本集を開いてなかったが、国立文楽劇場では味わえな…

みかんの国を思い出す

こんばんは。昨日大阪駅に着いた時から、さっそく「みかんの国」を思い出していた。夜行バス帰りの定番、JR大阪駅でモーニング。大好きな卵サンドイッチにヨーグルトが付いてくる。運ばれてくるまで忘れていたが、ヨーグルトにみかん入り。みかんを眺めて、食べながら、……

近松門左衛門

こんばんは。人形浄瑠璃の勉強方法が決まったのと、文楽秋の巡業に合わせて近松門左衛門の文庫本を持って愛媛へ行った。帰ってから、まず読もうと思った『出世景清』は持っているかなと思ったら、持っていなかった。小学館の浄瑠璃集に収録されていて、Amazon検索し…

みかんの国は…

こんばんは。「みかんの国」は…「坂の上の雲」の国になっていた。みかんの衝撃が少なく感じた。あたしの場合、意気込んで行ったからかもしれないが(笑)。昨年もドラマ『坂の上の雲』の宣伝はしていたが、たしか放送前よね。今年は放送後やからか、えらい盛り…

内子座文楽について

こんばんは。このブログを毎日書く!と決めたので、今までなら夜行バスに乗る日は余裕ないよ、で済ますところを書くことにした。 内子座文楽の内容について、どうしても言いたいことがある。*桂川連理柵初演浄瑠璃集では、お半の手紙はシンプル。「どふぞ」(どうぞ)と…

浄瑠璃を読む!という目標

こんばんは。今日も文楽で頭をいっぱいにしようと、人形浄瑠璃の歴史を久しぶりに開いた。国立文楽劇場ができた時が、竹本座旗揚げからちょうど300年後というのは偶然なのか!私は前世を信じているので、文楽座の方の中に竹本義太夫さんがいるんじゃないかと思っ…

みかんの国が私を待っている

こんばんは。タイトルは今日考えた、愛媛行きのキャッチコピー。いらんやろ、というつっこみは受けません。夜行バスに乗るまで、今日を入れてあと2日!今日から用意しないと忘れ物をしそう。ということで、頭ん中を内子座一色にするためにキャッチコピーを考えた(笑…

風にそよぐ墓標

こんばんは。門田隆将さん著 *風にそよぐ墓標 父と息子の日航機墜落事故読んでから思い出すことが多い。今日は浄瑠璃を思い出さなかったわけではないけど、この本をまた読みたい、とうずうずしながら仕事をしていた。当時息子という守られている年齢でありながら…

内子座文楽に向けて

こんばんは。内子座文楽に向けて、松山、内子の地図とにらめっこ。最近買った地図のせいで勘違いしていたけど、内子座はやっぱり駅の北東側。地図は苦手やけど、最近になって自分がどの方角にいてるのかが気になるようになった。だから夜行バスもどの道を通って松山…

内山美樹子先生

こんばんは。14日の夜中から、 内山美樹子先生著 *文楽 二十世紀後期の輝き 劇評と文楽考を久しぶりに読んだ。内子座文楽の『桂川連理柵』を拾い読み。そのあと最初から読んだ。気になる箇所に付箋を貼りながら。朝起きて暑かったが、読みたいという気持ちは続いて…

床本集『一谷嫩軍記』

こんばんは。今日は『一谷嫩軍記』から、並木宗輔先生が気になり、浄瑠璃集の解説を読む。『竹田出雲 並木宗輔 浄瑠璃集』を読むと、いろんな浄瑠璃集の話が出てきた。そのほとんどを持っているし、知っていた。 生活力はないけど、浄瑠璃集を収集する力はあるよう(笑…

国立文楽劇場図書室

こんばんは。今日は初めて、国立文楽劇場図書室へ出かけた。昨晩(いつものことだが)出かける用意を何もせず、つけっぱなしで寝たテレビから、日航機墜落事故の番組が流れ見ていた。寝るのが遅くなり、出かけるのが遅くなるという悪循環…トホホ。予定は10時着…のはず…

浄瑠璃集が届く

こんばんは。今日から盆休み。買取に持って行こうと思っていたが、台風で雨ということで、昨日から家で過ごすことに決めていた。朝はいつも通り起きたけど、やっぱりのんびりと。 *茜雲 日航機御巣鷹山墜落事故遺族の二十年少し開いた。どうしても鼻水が止まらない…

浄瑠璃集

こんばんは。昨日はネットサーフィンのし過ぎで反省。でもそんな中でも、ふと『菅原伝授手習鑑』の浄瑠璃集が気になって、Amazon検索。でもなかった。『一谷ふたば軍記』もない。諦めて「浄瑠璃集」で検索をしたら、『近頃河原の達引』が安い値段でみつかった。もちろん…

仮名手本忠臣蔵と摂洲合邦辻

こんばんは。今朝の日経新聞で、バレエに『仮名手本忠臣蔵』があると知った。やはり「歌舞伎の」仮名手本忠臣蔵と言う。私の夢は「人形浄瑠璃の」仮名手本忠臣蔵と言われるのが当たり前になること! って、あたしはまだ裏門の段しか聴いたことがないけど。 今日も竹本…

『文楽のこころを語る』

こんばんは。今朝は日経新聞が休みなので、竹本住大夫さんの本を読んだ。内子座文楽、 *桂川連理柵載ってるかどうか自信がなかったが、載っていてよかった〜。改作するのは、原作が面白くなかったからだろうと。竹本住大夫さんを批判するのではなくて、「洟垂れ」を笑…

読み比べ

こんばんは。今日は、内子座文楽 *桂川連理柵床本集と浄瑠璃集の読み比べをした。やっぱりあたしは浄瑠璃集の方が好き。まぁ通しで読めるからというのもあるが。 あと黒石陽子さんの本を読んだ。*ひらかな盛衰記 の成り立ちについて読んだ。内容はまた今度。旧暦水…

浄瑠璃集『桂川連理柵』

こんばんは。今日は久しぶりに出かけない休日だったので、浄瑠璃集を読書。内子座文楽 *桂川連理柵新潮日本古典集成、浄瑠璃集 土田衛さん校注 新潮社版まず解説を読むのが好き。安永五年(1776)10月15日初演。作者近松半二の「埋木」という言葉の意味でつっかえる。「…

少しずつ

こんばんは。内子座文楽の、 *桂川連理柵 を読み進めている。電車の中で。昨日は長右衛門の父が、継母を諭す詞に赤線を引いた。『嬢景清八島日記』の花菱屋長を仏様のように思っていたが、長右衛門父も同じだった。花菱屋女房は夫に感化されるところがあったが、長右…

読みたい床本集

こんばんは。今日から帰りの電車内で、内子座文楽の床本集を読み始める。今日はほとんど進まなかった。脇差は出てきた。 今日は仕事中、休みの日に避暑を求めて、そうだ!久しぶりに図書館に行こうと思った。浄瑠璃に関する目新しい本があるかなと思って。…でも読みた…

菅原伝授手習鑑

こんばんは。今日は、国立文楽劇場、夏休み文楽特別公演 *菅原伝授手習鑑 の床本集を読みたくなるツイートと出会った。昨日の千穐楽に書きたいなぁと思っていたが、『桂川連理柵』を読み返すこともなく、アップすることもなく寝ていた。 今日の仕事帰り、電車内で読…

桂川連理柵を思い出しながら

こんばんは。仕事中に、内子座文楽の *桂川連理柵 を思い出していた。長右衛門って、太宰治さんやん、って。...って反対か!とツッコミながら。太宰治さんが長右衛門みたいなんやな。あたしは知った順番が太宰治さんからやったから。 心中って悲しいけど、そうするこ…

『桂川連理柵』浄瑠璃集

こんばんは。昨日夕方に寝てしまったので、案の定夜が寝られなくなった。夏休み文楽特別公演、私は終わったので、 内子座文楽の予習を始めようと思った。*桂川連理柵 浄瑠璃集を読んだ。床本集と印象が全然違う。シンプルでよかった。まだ一回目なので、うまくまとめ…