読み物としての浄瑠璃

こんばんは。

24日は久しぶりに、
中西敬二郎先生の
*人形は生きている(昭和30年発行)
を読み直した。この本は持ち歩ける大きさ。土曜日にまとまった時間が外出先でできるので、また読もうと思う。

今日は、
近松門左衛門集2(小学館)
を読んだ。


文楽、秋の地方公演
曽根崎心中
の解説を読もうと思って。

でもなかなか進まなかった。

しかし初演当時から、人形浄瑠璃は「読み物」として人気が高かったと知る。(買った時にも読んだ気がするが。)

それは本当に実感する。

約300年も後の現在、「読み物」として楽しめているから。

私は『曽根崎心中』の印象があまりよくなくて、浄瑠璃を楽しんで読み進められない。

昨年錦秋公演の『心中天の網島』は読むと面白かった。床本集より初演の方が好き。

でもせっかく、浄瑠璃集と文庫で『曽根崎心中』を持っているので(床本集もだ)、地方公演までには読み込んで行きたい!

あー!『仮名手本忠臣蔵』も浄瑠璃集読まないと。床本集を持っていなくても、浄瑠璃集を持っている作品も増えた。

『釣女』だけは当日プログラムを買ってからのお楽しみということで。


旧暦文月十六日、満月、ワタノハナシベヒラク。空氷