馬見丘陵公園からの竹取公園と、文楽『浄瑠璃を読もう』

おはようございます。

今朝は動物の写真から。

ヒルは1月、円山公園で♪

絶対寝てたと思う(笑)。



狛犬は氷室神社さん。3月に。

アングルが大のお気に入り!!きゃはん♪



穀雨、アシハジメテショウズ。空氷

おづみんはわが町、泉大津市ゆるキャラ

かわいいでしょ〜。

この日は皮膚科に出かけ、駅前のおづみんをパシャリ。

よく見たら、駅前は今日までで、郵便局に移動するそうな。

会えてよかったと本当に思ったよ。

以前は夜だったから。



龍は吉野山桜本坊の手水。

かっこいいよね!



こんにちは。

奈良のガイドブックで、馬見丘陵公園を知ってから、とりあえずGoogle検索。

ほんまにありがたい世の中ですわ♪

馬見古墳群は、2月のシンポジウムで一瀬さんに教えていただいたと思う。

調べた時に、なんで一緒に竹取公園が出るのかなってぐらいやったけど、上田さんの不比等を読み始めて、車持ちの皇子が出てきたから、これは!と勢いづく。

公園はただたんに近いのね、と。



竹取物語は、高畑勲監督が映画にしたことから、めっちゃ気になっている。

この前コドモ警察の時に予告が見れたし。

映画のタイトルを知ったちょっと前に、梅原猛先生の本で不比等竹取物語に出てくると知った。

今度の映画ではどんな世界観なんやろう。

でも情報はいらないし、想像もやめよう。

ただ映画を楽しもう。



でもそういえば、かぐや姫って何なんって思う。

かぐや姫と王権神話』という新書と出逢った。

ここではまた不比等天智天皇の子どもとあった。

持統天皇の時に活躍となると、単純に血縁は大事ってことかな。

竹取物語不比等は風刺という、ちょっと嫌な印象やったけど、たばかりは知恵ある者とあり、私の色眼鏡が外れた感じ。

たじひのまひとしまって、柿本人麿のお友だち!?

梅原先生のいわねしまけるは、つい中断してしまうけど、結末は薄々感じている。

複数の本が絡まると、頭ん中ぐるぐるなのでこのへんで。



このへんで…と言いながら(笑)。

橋本治さんの『浄瑠璃を読もう』本朝廿四孝を読んだ。

文楽のお友だちがコメントをくれたので、本を手に取った。

開いたページが、美濃の国のみのと、雨具の簑がない、だった。

以前、岩波文庫に挑戦して、このエピソードは印象的で、でも、あれ?橋本さんに教えてもらったんかな?

それでもかなり自力で読み通した。



私の結論は犯人探しのミステリーってことやね。

花づくりの簑作と濡衣のあとの話の方が面白いだなんて!



私は新大阪駅の赤姫が、八重垣姫と勘違いしてから姫の大ファンで、豊松清十郎さんの襲名披露公演は、男前、清十郎さんに期待するとともに、かわいいもの大好きとしては、憧れの八重垣姫にやっと会える!という喜びでもあった。

結果どうだったかというと、ロビーにいらっしゃった清十郎さんが素敵な方で、舞台を観る前からファンになった。

私は何も知らないまま劇場に来て、訳もわからず「おめでとうございます」と言うのが精一杯だったのに、笑顔でペコッとされたのが本当に素敵だった。

人柄に惚れたというのだろう。



文楽にはまったのは、翌年の義経千本桜のごーん(権太)の告白と、狐忠信の宙乗り

これは何回も書いているけど、日本人だってブラボーと言って立ち上がりたかった。

まぁ、よくよく考えれば初めて観たわけで、通っぽく言えば(?)もっと観て狐忠信の出来の違いが分かってこそのブラボーなのかもしれないけど。

でも何も知らなくったって、感動したらそれを表現したくなるよね。

もし仮にわからんなりにも感動したらブラボーと言う人が多い公演ならそうなるわけで。

やっぱり齋藤孝先生が言うように私は日本人として空気を気にしてるってことよね。



あぁ、あの時は立てなかったので、いつか立ち上がりたいなと思っている。

このあいだの天地会が終わった時はそうかな?とちょっと思ったけど。

でも立たなくても拍手は続いて、技芸員さんが勢揃いしてくださった。

まぁ今回は本来の意味での舞台の盛り上がりより、打倒橋下さんへの一体感やと思う。

この間みつけた葛西さんの書評でも、ハシモトさんへのチクリがあったし。



本朝へ戻る頃?

いや〜、なんで勝頼さんと八重垣姫のラブロマンスや、親が子どもに冷たく当たる筍掘りの上演回数が多くて、犯人探しの通し上演がないの?

読むと楽しいのにな♪



文楽は長いもの、と思ってしまうと何々の段という上演方法には反応しなくなった。

この間の勧進公演で高木先生は芸だとおっしゃったけど、文楽に関しては本が一番だと思っている。

もちろん素晴らしい芸に感動をもらっている。

でもそれが、本来と違う発表のされ方だと知ってしまうと盛り上がりに欠ける。



極端かもしれないけど、堂本剛くんの歌を生でサビだけライブで聴いても嬉しさは半減する。

つよしくんに逢えることは嬉しいし、歌を聴けることも嬉しい。

でもなんでサビだけ?と思ってしまう。



比べてはいけない例えかもしれないけど、もったいないとか、せっかくあるのに、という想いが強い。

6月は行きたい講演会と土日が重なっているので行けない。

行くか迷っていたのは事実で、環境が決めてくれた。

夏休みもまだ迷っている…。

11月だって私ならまた忠臣蔵の通しでいいよ。

呂勢さんの勘平さんはどうなったえ、が耳に残っている。

あー結末だけはなんとかしてほしいけど。

勘平さんのお財布が焼香する場面を聴いて泣いて帰りたい…。



元の本の浄瑠璃を読めなければ、今の上演床本だって納得するけどあるからさ。

桂川なんて大違い。反魂香みたいにどこかの劇団で上演しないかな。



私はもうここまで来たら浄瑠璃本のファンなので上演形態はこだわらないよ!

お人形は大好きやけど…。