私ってアイヌ人!?梅原猛先生『日本の深層』

私と縄文時代の出逢い。
それは2012年大阪府弥生文化博物館、秋季特別展でのこと。

水野正好先生の講演会に出かけて、「縄文人ナウマンゾウと歩いていたんですね」という言葉に泣けた…。旧石器時代かな。

一緒に歩いて、弱ったナウマンゾウを仕留めたらしい。

弥生博の展示は八ヶ岳の縄文遺跡。

『縄文のメドゥーサ』こと釣手土器は衝撃だった。

そのあと梅原猛先生の『日本の深層』に出逢っている。

弥生博、2014年春季特別展は岩手の縄文遺跡。

第2回の講演会に合わせて再読。

アイヌの話をどの本で読んだかなと思っていた時に、本棚で目が合った!

本は再読してこそ、内容が身に付くように思う。

東北に「故郷」のイメージをなぜ持つのか、という答えが随分先に出てきた。

でも時間をかけて読んでこそ理解できたと実感!!

東北に縄文人の魂が残っているのを感じているからだと。

私は他にもあるんやけど、アイヌの言霊信仰に共鳴する。

しかし祭りは稲作のだんじり祭。

あ!まさに縄魂弥才かな。

弥生博の「収穫」の映像で最後にだんじり祭が流れる。

弥生時代に始まった稲作と…現代のだんじり祭…つながっているんやなと、最近改めて知り感動した。

メソポタミアが文明発祥の地ということもこの本で知った。

弥生博の夏季特別展がメソポタミアで、今この本を開いたことに驚いた。

松本清張の清張通史にもメソポタミアがいっぱい出てきて、こっちはメソポタミア展を知ってから日本の歴史を知りたくて買ったのに、メソポタミアとも出逢い本当に驚いた!!

本には火焔土器が。

弥生博の八ヶ岳展示で見たのは水煙紋土器。

実物が見られていい機会だった。

十三湊は津波の本『海が呑む』で知った。

この本で詳しく知ったチリ地震津波被害。

大船渡市のホテル福富さんにいつか行きたいなと思っている。

磨消縄文のことは文章だけでは理解できず、写真があっても分からない。

調べればいいんだが、弥生博で教えてもらおうと思って出かけた。

展示室で、たまたま前副館長の三好さんをお見かけし、質問させていただいた。

「消す」という意味が分からなかったが、縄文がないってことだった。

今の紋様に見慣れているから、磨消縄文の特徴が自分では見抜けなかった。

博物館に行ってこその楽しい学びの瞬間だった!

土偶の理由は分からないと思っている。

いろんな本を読んでも、読んでも自分では納得できない。

縄文土器の呪術性もそうかもしれないし、違うかもしれない。

梅原先生の本を読み宗教、神道のことを知りたいと今は思っている。

この間『宗教史』という本を買ってみた。

神道の本は持っていたし、メソポタミアの宗教も分かるかなと思って手に取った。

結局違う部分が気になって、買わずにいられなくなった。

本って、たった一言だけでも気になると置いては帰れない…。

だからあまりたくさん手に取ると愛着が湧いて欲しくなる。

メソポタミアの本は通販のタイトル買いやから、今はまだハズレ感が強い(笑)。

でも買ったからにはこれで予習しないと。

要するに難しい本なのよ…ぐすん。

弥生博、今回の図録も売れ行きがいいらしく、八ヶ岳の図録は完売したそう。買っといてよかった!

縄文って派手やから、思わずガラスケースにへばりつくぐらい見てしまう。

今回は土偶人気かな!?と勝手に思っている。

月末で買えなかったので…ぐすん、来月買えるといいな☆

秋田のなまはげは、初めてのおつかいの舞台として見た。

会津は関連して喜多方ラーメンを思い出すんやけど、保科さんも、容保さんも知っている。

白虎隊の、会津の血が流れたというところで感涙した…。

容保さんから勇さんの死も(大河の慎吾くんやけど)思い出すから…。

山形県は今朝、相撲アニメで山形県民って言ってたと思う。「山形県民をバカにするな」の前後がどうしても思い出せない…(苦笑)。

山寺からの恐山。72時間で初めて映像としてやけど見た。

みんな親しみを持ってお参りに来ているのが意外だった。



環境破壊は深刻だろうか…。

ピンと来ないっていう理由だけで呑気に構えていてはいけないのかな。

人間の活動の影響がゼロとは思わないけど、小林弦彦さんの地球の温暖期説を信じている。

牛のゲップが二酸化炭素増加の原因らしいとかは新聞で読んだけど。

私はクーラーも車もパソコンも使わないから、悪影響は出してないと思っている。

エコバッグとマイ箸は反対!



東北って震災を機に知ることが本当に多い。

それ以前は『ヒロシゲコード』で東海道なのに、会津磐梯山の噴火を予言したとか、加藤秀俊先生の『メディアの発生』で早池峰山を知った。

最近は大好きな井上二郎アナウンサーの知恵泉上杉鷹山で、米沢藩を調べたら山形県だった。

八重垣姫と勝頼さん、どっちが上杉か武田かも調べた。

小説『武田勝頼』を書いたのは『劔岳』の新田次郎さんだった。

いつか読みたいな、って前にも思ったことを思い出した(笑)。

関空に見送りに行った時、八重垣姫のお人形が売っていた。

文楽とは違うから愛着はなかったけど、姫って本当に有名なのね!!

あー!!だって諏訪湖に像が建ってるぐらいだもの。

八ヶ岳の縄文遺跡は諏訪湖の近く。

東北も諏訪湖にも行ってみたいな〜♪

でも近所の弥生博で来月からメソポタミアに触れられるって、あ〜贅沢!!