『文楽の男』

sorahi2010-04-28

こんばんは。今日は伯父の葬儀、告別式。そして曹洞宗蔭涼寺さんで初七日法要。

素直に告白すると、最近はすっかりお付き合いがなかった...
でも父の兄なので、改めて心を込めて見送った。

初めて行く山あいの霊園で、不謹慎かもしれないが、池に囲まれた場所で心が晴れ渡る。そんな中うぐいすの鳴き声を聴いた。癒される。

家族が亡くなった際も、こうやって自然を感じて立ち直れる自分でありたいと思う。

曹洞宗蔭涼寺さんは血痕が残る伏見城の古材を使っていることで有名だそう。
※またあとで風景の写真をアップします。

式の終わりということもあり、本当に気持ちは晴れ渡り、初めての場所蔭涼寺さんを楽しませていただいた。
静かな場所は本当に落ち着く。



伯父のおかげで、今日は父と最期のお別れについて話をすることもできたし、亡くなった父の兄弟のことも初めて聞いた。
霊園から眺める景色が本当にきれいで、不思議と伯父に感謝の気持ちでいっぱいだ。
あとゆっくりすることができたのもありがたい。

やはり最期には「お元気で」と伝えていた。



いろいろ気になることがあったので、
*知っておきたい日本の仏教
武光誠先生著
を読んだ。

私は仏教信仰者なのだろうか、と改めて考えた。
神道の先祖信仰と自然信仰の方はしっくりきている。
仏教はどうだろうか。助けられていることもある。でも法要というシステムは自分に必要か、考えたい。



前置きが長くなったが、今日は時間ができたので、
文楽の男 吉田玉男の世界
を読んだ。

今日で二度目だが、人形遣いさんの系譜を自分でノートに書いた。こういう作業は楽しい〜。
前置きが長くなりすぎて、人形遣いさんの話までもたない(苦笑)。
また書きます。

*ひらかな盛衰記
*夏祭浪花鑑
*壺坂観音霊験記
のページを読んだ。

吉田玉男さんの研究熱心な部分に感動した。
舞台は観られなかったが、これから本を通してたくさん勉強しようと思う。


旧暦弥生十五日、霜止出苗。空氷