『メディアの発生』
こんばんは。
加藤秀俊先生著
*メディアの発生 聖と俗をむすぶもの
が、今日届いた。
家の用事をしないといけないが、休みの日なので、用事を済ませつつ、読書もできた。
今日届いて本当によかった。
まとまった時間があると、自分が思っている以上に読書が進む。
時間があるのが分かっていたので、最初から附箋をぺたぺた。
今使っている「スリムミニ」はめっちゃ助かっている。
しかも3色ボールペン読書が身に付いているので、附箋も色分けをしながら貼っている。
我ながらいいアイデアだと思っている。
今回はたくさん残っている緑がメインで、恵比寿さんがピンク、文楽は黄色と分けた。
今日でなくなったので、ホームセンターで注文しよう。
3色ボールペンと同じぐらい、この附箋はなくてはならないものになった。
3色ボールペン読書は大好きなのだが、やはり線を引くことに躊躇する本がある。
でも何もしないと、読んだ気がしない。
古い本は附箋を貼ることさえ躊躇するので、やはり記憶に頼るしかないが。
附箋が貼れる本に貼ると、線を引いた時と同じような効果があると気が付いた。
さて、感想をまとめるのは難しい...
でも最近読んだ、
*琵琶法師
*淨瑠璃史
*人形は生きている
とクロスする部分があり、読みやすかった。
そして点検読書を二度終えた今思うのは、もっと本を読みたい。
最近読書を続けてきたおかげで、この分厚い本も楽しく読めた。
読書を再開する前の私なら読めなかった。
6年前の転職をきっかけに、環境が変わり齋藤孝先生と出会えたことによって、読書が習慣になった。
今回読んで、もちろん新しい知識を得た喜びもある。
でももっとたくさんの方の本を読みたいと思った。
柳田國男さん、中尾佐助さん、宮本常一さん、網野善彦さん、梅棹忠夫さん、兵藤裕巳さん、鶴見俊輔さん、山椒大夫、高野聖(持っている本)。
そして平家物語、小栗判官、折口信夫さん、鶴見和子さん。
昨年4月に読んだ『琵琶法師』で『小栗判官』を知った。なぜか惹かれていた。そのあと近くに小栗街道があることを知った。
なので今一番読みたいのは『小栗判官』
それでも本を読みたいというきっかけを与えてくれた『メディアの発生』を何度も読み、自分の感想を書けるようになりたい。
浄瑠璃はそんなに大きくは取り上げられていなかった。
そういう意味では期待はずれだが、カミ・ホトケ信仰者の私としては勉強になることが本当に多かった。
祈りと芸能のつながりの謎が解けそうな気がする。
旧暦卯月二日、タケノコショウズ。空氷