書き忘れがまだまだ

こんばんは。昨日書き尽くしたと思ったが、まだ忘れていた。
なので読書をしなくても書ける。
いや、読書もしたい。そしてとにかく書きたい(笑)。



後白河法皇を書いてから、よく出会う。
そんなに有名人?(笑)。
翌日、歴史ヒストリアで、吉備真備入唐絵巻が三十三間堂棟に奉納されたと知った。その時に後白河法皇が出てきた。
翌々日、俊寛さんを調べたら、また出てきたし。
何はともあれ、勉強しないとつっかえてしまう。先へ進めない。
義経千本桜』と『ひらかな盛衰記』に出てくる、梶原景時も勉強しよう。
どこかで技芸員さんが、梶原景時のことを話しているのを読んだけど、どこやったんやろう?



『新版歌祭文』お染ちゃんの母の気持ちは、『義経千本桜』の弥左衛門の気持ちとも似ている。
すしやの段は本当に悲しい。特にいがみの権太が。
国立文楽劇場のカレンダー、大・小とも今月は義経千本桜の写真。
小さい方の6月が弥左衛門といがみの権太の写真。ごーん(いがみの権太のことをこう呼んでいる)は玉也さんだった。
よくお似合いです。ってこれは誉め言葉にはならんかな。
人形の評価って難しい。人形遣いさん抜きには語れないけど、お人形の動きだけを刮目したい。
今度6月鑑賞教室で試してみよう。自分はどこに注目しているのか。
さっきの玉也さんだった、は本当に最近気が付いた。カレンダーをもらった時には気付かなくて、やはり鱶七を何度も見てから、玉也さんが印象に残った。
あ、まず配役に目がいくようになったのが、昨年の錦秋公演から。
それまでは分からないなりに観て、そこから清十郎さん以外に私がいいなぁと思う人に気付いた。
錦秋公演以降、配役表を眺めるだけでも楽しいという状態(笑)。
今回の国立劇場5月公演もそう。行けなくてもチラシを眺めているのが楽しい。
義経千本桜で桐竹勘十郎さんが好きになり、清十郎さんとの絡みに期待してしまう。
義経千本桜、化競牛満鐘、双蝶々曲輪日記、本朝廿四孝と観ているのに、2月ポスターで団子売を知った時、初めて観るかのように嬉しかった。
で、よくよく考えたらたくさん観ていた。
はい、あたしの記憶力の問題です。
5月の新版歌祭文は妄想やけど、勘十郎さんに連れられて清十郎さんが帰ってくる場面が好き。観てないけれど(笑)。博多座では観たので、かすかな記憶を頼りに(無いに近い)脳内変換。想像力って素晴らしい(笑)。
博多座では清十郎さん(お染ちゃん)と玉女さん(久松の父久作)との絡みが私は嬉しい。
ついでに6月のカレンダーは清十郎さん(お染ちゃん)と玉女さん(久松ぁん)の写真。昨年の初春、なぜ観なかったのかと後悔しても仕方がない。これでよかった、と思っている。
昨年の初春第1部花競四季寿、清十郎さんの鷺娘しか覚えていない。この日は眠すぎて、吉田屋の記憶がなにも無い。これはもったいなかったなぁと思うが、床本集があるので今後楽しみにしている。



昨日の読書(ちょっとだけ)
*氷川清話
買って以来、やっとぱらぱら見たら、近松先生のことが書いてあった。
勝海舟のことを知るつもりで買ったが、勝海舟が生きた時代のことが分かるのは嬉しい。



*メディアの発生
第三章、琵琶法師と一緒に出てくる「荒神」さん。
清荒神のことは知っている。小さい頃はお参りに行っていたから。
我が家では火の神さんと呼んでいた。
これが竈の神様だったんだと知った。
これは昨年『琵琶法師』(岩波新書)を読んだ時にも思ったこと。
昨年4月から文楽の勉強を始めている。その時にこの本の発売を知り、本当に嬉しかった。運命を感じた。
それが今回藝能史という本の中でも取り上げられいるから、私の選んだ本は正しかったと嬉しい瞬間だった。
ますます勉強する意欲が湧いた。



大きな流れとして、
昨年3月三浦しをんさん、燕三さんの講演会
4月義経千本桜、床本集を読む
4月から今年4月まで毎月文楽講座
4月『琵琶法師』
8月内子座、床本集を読んでから行く
8月初めて浄瑠璃集を買う。『芦屋道満大内鑑』

9月mixi浄瑠璃コミュを立ち上げる
11月『芦屋道満大内鑑』ゆかりの地を散策
11月『妹背山婦女庭訓』の浄瑠璃
12月壷阪寺へお参り
12月『大経師昔暦』浄瑠璃
1月『淨瑠璃史』
2月はてなブログ浄瑠璃ブログとして復活
3月『人形は生きている』
4月幕見席も合わせて、清十郎さんの芝六を5回観た。
4月采女神社、猿沢池興福寺菩提院散策
5月『メディアの発生』
加藤秀俊先生に教えていただいた本は、私の中の流れにぴったりと当てはまるように出会った。
しっかり勉強したいと思う。



今後は
*ひらかな盛衰記
*雪狐々姿湖
*夏祭浪花鑑
桂川連理柵
浄瑠璃
*釣女
*良弁杉由来
国立文楽劇場の図書館で読む予定。


旧暦卯月八日、蚕起食桑。空氷