雨の新月とキンモクセイと
こんばんは。
今日の夜は雨。
昨日の予報を聞いて驚き、今朝の日経新聞で「平城遷都1300年祭」を読んで、奈良のことを書こうと思った。
文楽モードになったと思っていたが、やはりいろんなことに心が動く方がいいなと思った。
もし、今書いていることに引っかからない自分だったら心が豊かじゃないなぁと思う。
今晩は予報通り雨。
堂本剛さんの平安神宮でのライブの日、二日間とも雨が降らなかった。
一日違っていたら、なんて思ってみてもしょうがないことだけど、雨が降らないライブで本当によかった。
薬師寺さんライブで、開場前の雨上がりを経験しているだけに、今回も神さまや、つよっさん、みんなの想いを感じた。
たまたまで済ませてもいいけれど、私は神秘的に感じる。
昨年の4月初めて平城宮跡へ行った。
人がまばらな中、広大な自然は心地よかった。
そのあと何度も訪れた奈良。東大寺、興福寺、薬師寺、西大寺、元興寺と境内で静かな時を過ごした。
お祈りは本当に静かなひととき。
自分と仏様だけの世界。
最近まで忘れていたが、本当に大事な時間だと思う。
自然や歴史を感じることができる奈良。
お土産を買うのも好きな私だが、歴史が感じられる街には惹かれる。
新月は雨でなくても見えないが、キンモクセイは雨の中でもいい香りだった。
夜だけ香るキンモクセイは不思議。
旧暦長月朔日、寒露、コウガンキタル。空氷