電子書籍について
こんばんは。
内田樹さんの『街場のメディア論』を読んでからも考えていた。
テレビで見た、本が裁断される場面…。切なかった。
電子書籍、私は反対。
紙の本として作られたものを、電子書籍にするには手間がかかる。
本が裁断されるのは泣けてくる。
紙の本として持っているなら、買った本人は紙の本を読む時間を持つべきだ。
電子化していつでも手軽に読めるは大間違いだと私は思う。
内田樹さんが書かれているが、私も以前書いた。携帯電話の充電はタダではない。
携帯電話を使う時間を減らすことがエコだと思っている。
省エネだからと言って、あちこちでライトアップしているのはおかしい。
ライトアップ自体をやめてほしい。
夜は夜なりの楽しみ方があるはずだ。
電子書籍は元から電子向けコンテンツなら分かる。
紙だったものを電子化することにどれだけの意味があるのか。
読めなかったものが読めるようになる、よりも電子化しなくてもいけるという価値観もあるのではないか。
インターネットで分かることと、分からないことがある。それでいいのではないか。
私は紙の本が大好きだ。
『坊っちゃん』など、紙の本で読んだものを電子で読むことはないだろう。
だって書き込みが出来ないから。
旧暦長月二日、コウガンキタル。空氷