国立文楽劇場錦秋公演

こんばんは。

『チシャ猫が笑う夜』

タイトルですべてが分かる人とは、お友達になれるかも(笑)。

久しぶりに見えた月。

今日は五日月。

西の空へ沈むところだったので、ディズニー映画『不思議の国のアリス』に出てくるチシャ猫のようだった。

楽しい〜。



ブログにつぶやき機能を追加。勝手にな(笑)。

以下追記。



国立文楽劇場、平成22年錦秋文楽公演は21日まで上演中。

次行く時は、入れ替え後なので、
*一谷嫩軍記
*伊達娘恋緋鹿子
隙間時間に少し読んだ。

『一谷嫩軍記』はやっぱり「熊谷陣屋の段」が読みたくなる。

「妻の相模を尻目にかけ」を上演資料集で読んでから気になっていた。

二回観て、やっと分かったことは、熊谷が相模に相当怒っている。(もちろん相模のことを思って。)

相模も軍次も感じているから(熊谷の本心分からないままだが)、「覆いになり」「心を残し入りにけり」、相模は軍次の刀を掴む。

些細な場面だが、しっかりした語りがあるので逃せない。

相模の「こなたひとりの子かいなう」も悲しい。陣屋は相模の詞が本当に切ない…。

切ないんやけど、楽しみたいと思う。



『伊達娘恋緋鹿子』はお七が、かわいそうやけど、清十郎さんのお七をみつめているのが、本当に楽しい。

両親の「飽かれるように」は笑えるんやけど、やっぱり悲しい。

おしゅん伝兵衛のように、お七と吉三郎は最後に顔を合わすことができたのだろうか…。

お七の気持ちをもっと想像しながら、感じ取りたいと思う。

ちなみに7日には雪の量が減っていた(笑)。適量?

31日は紅白歌合戦並みで楽しかったのよ〜。


旧暦神無月五日、ツバキハジメテヒラク。空氷