『頭巾かぶって五十年』

こんばんは。

毎日嬉しいことと、嫌なことの繰り返し。

一喜一憂しすぎやなぁと思いつつ、つい反応してしまう。

もっちー(梅田望夫さん)の「ノーが当たり前」は心強い言葉。

なかなか、さんまさんのように「生きてるだけで丸儲け」とは思えない。



でも!
仕事終わり、夜空に大好きな雲がたくさんあるのを見たら、心が晴れていった。



寛大になりたいなと思いつつできない自分…。

短気は損気と分かっているけど直らない自分…。



今日、自然からパワーをもらったことを忘れないでいよう。



国立文楽劇場、平成22年錦秋文楽公演は21日まで上演中。

『伊達娘恋緋鹿子』の八百屋お七を勉強しようと思って、吉田簑助さんの本を開いたが、載っていなかった。

清十郎さんの前はどなたが遣われていたのだろう。

でも本を開いたおかげで、『近頃河原の達引』のおしゅんの話がみつかった。

やはり有名なさわりのようなので、あと二回劇場で拍手をしようと思った。



吉田簑助さん著
『頭巾かぶって五十年』
久しぶりに読んだ。

楽しい話や、桐竹紋十郎さんのお話で、けたけた笑っていたが、簑助さんのお父さまと、紋十郎さんが亡くなられた時のお話は涙がこぼれた…。

いいお話と出会えて本当によかった。

そして、ますます文楽を応援したい、盛り上げたい、という気持ちになった。

文楽のために、やれることはやっていく!


旧暦神無月四日、ツバキハジメテヒラク。空氷