金関恕名誉館長
こんばんは。
今日も弥生博に出かけた。
美術館予定はやめになって、橿考研と迷って、弥生博に。
だって昨日、金関先生の『遺跡ウォッチング』を読んで、世界史では青銅器時代と言います、とあったから。
読んだ時に、どういうこと!?って思った事を聴けるんだと思って大興奮!!
しかも昨日びっくりした東大寺山古墳の銘刀を発見されたのは金関先生だし。
これは直接、先生にレプリカかどうか確認できるかもと思うと、もうわくわく♪
まさか2日続けて弥生博に行くことになるなんて。
やっと近くにあることが、身体に馴染んできた感じ。
昨日は刀装具の講演会の時に、常設展示してありますね、と聞いた環頭大刀が見たかったのと、東大寺山古墳の銘刀に驚いて、閉館間近まで居てた。
今日は銘刀がレプリカかどうか確認に行った。
昨日、銅鐸の鋳型のレプリカがあります、とも聞こえたから、たぶんレプリカだと思っていた。
改めて、復原じゃなく、古いままの形のレプリカって本当に感動した!!
金関先生の講演会は、世界史のなかの弥生、青銅器時代と弥生。
先生の語り口はユーモラスで、本当に楽しい♪
トムセンから、ルクレティウスを知り、鉱物資源あってこその暮らしを改めて実感。
でも私的に感動は、ヨルダンと聞いて、ピンとはこないものの、ペトラ遺跡のところ?と思っていた。
帰ったら『ナバテア文明』を開こうと思って、それが合っていたことが嬉しい。
卑弥呼が弥生時代、という認識すら最近までなかったのに、今日はワールドワイドなお話で、それでもかろうじてついていくことができた。
卑弥呼と、弥生時代の稲作は、それぞれが独立して私の中にあった。
その時点で、知識不足ってことなんやけど。
シナイ半島も、この間ユダヤ人の本に出てきたのに調べなかった。
今日も分からないまま、やり過ごした。
でも知らないことを実感し、自分で勉強してやっと身に付いた。
講演会終了後、金関先生の御著書『考古学は謎解きだ』にサインをしていただいた。
東大寺山古墳の大刀のレプリカに驚きました、とお伝えすることができた。
重要文化財らしい。そんなことも知らなかったよ〜。
でも一旦は本物と感動した自分、発見された金関先生に明日お会いできるという感動、知らないなりにもお話ができたという今日。
恥ずかしい気持ちはどっかにいったよ。
テクスピア大阪でのフォーラムも楽しかったです、とお伝えできた!
昨日の話。自転車で弥生博に向かう途中、杉菜の群生があり、つくしんぼもたくさんだった♪
なんで止まらなかったんやろうと後悔…。
でも、ま、一瞬だけでも見れてよし♪
学芸員さんに質問。
これが以前の、古墳時代の始まりは決まっていない、と同じ質問だとは気付かなかった。
そのあとのシンポジウムで古墳時代が早まることを知ったので、卑弥呼の館がある弥生博ではどうなるのかな、と思った。
でも結局、箸墓古墳のあとからか、それ以前からかは、何をもって決めるかによるのだそう。
ここまで聞いて、自分が同じことを質問したことが分かった。
やっぱりまだいろんな説がある、という感覚が分からないんだと思う。
まぁ私は早く決まってほしい、という願望があるからかもしれない。
まだまだ本を読んで、考えるしかなさそう。
でも講演会という機会があって本当によかった!
質問させていただいて、気になったことがすっきりするから。
昨日は近つ飛鳥での講演会を知ることができた!!
古墳時代に夢中なあたしにとって、古墳時代の博物館、近つ飛鳥はなんと幸せな場所なんやろう。
今度はスニーカー履いて行こ♪
カミナリスナワチコエヲハッス。空氷