大阪府立弥生文化博物館

こんばんは。

今日は弥生博の講演会に出かけた。

昨日は夜更かしをしたのに、朝早く目覚めて、唐古・鍵遺跡を知るために、金関恕先生の『遺跡ウォッチング』を開いた。

改めて読むと、知らないことばかりだった。

最近はずっと考古学の時代の分け方だけで理解していた。

そもそも「考古学」では、という言い方があることすら知らなかったけど。

金関先生は、いろんな説があります、とちゃんと書いてくださっている。

これは本当に親切な解説。

この前のジャーナリストのフォーラムで、新聞は断定するんです、と。

でも研究者によって呼称が違う、とも。

この時に、「へー」と思ったことが、2007年に金関先生はおっしゃっている。

ちゃんと読んでおけばよかったと思っても、それはもう遅い。

遠回りをしながらでも、正しい受け取り方を理解できたので、よかったと思う。

世界では青銅器時代です、とか世界史にまで視野を広げさせていただいた。

勉強することはまだまだある!

古墳をよく読むと、継体妃の衾田陵は西殿塚ではなくて、西山塚だと書かれていた!

ここにも先日悩んだ答えがあった。

唐古・鍵遺跡を知るより、時代区分けと衾田陵のことを知ったことに感動。



邪馬台国』のまだ読んでいない部分に楼閣の話があり、楽しく読めた。

今日の午前中は皮膚科の待ち時間に読書。

倭王権の説もたくさんあると、西川さん。

最初にいろんな説がある、と知っていると歴史の理解はしやすいと思う。

待ち時間に焦りつつ、弥生博の講演会には間に合った。

ホールでは銅鐸づくりが開催されていた。

子ども相手の説明が丁寧だったので、しばらく見ていた。

今日は無料日だったのと、イベントがあったようで、子どもたちで賑わっていた。

和泉市ゆるキャラ、コダイくんとロマンちゃんが登場して、子どもちゃんを探している様子やったけど、まだ少なかったので、一緒に写真を撮ってもらった。

付き添いのお姉さんが言うには、2000年前からタイムスリップしてきたそう。

嫌な大人になったもんで(笑)、「してきた…」のあと、という設定です、って言われると思い込んでいた。

子どもにはこれぐらいの嘘はあってもいいだろう。



唐古・鍵遺跡の風景の講演会。

田原本町の元考古少年、豆谷和之さんのお話は終始、唐古・鍵遺跡はすごいんです!!という情熱が伝わってきた。

行ってよかったなと思うのは、もちろん知らない事を知ることやけど、今日はこの情熱が楽しかった!

羽人という農耕儀礼の様子の解説に感動した!!

鳥好きには余計に感慨深い。



常設展示の入口に手に鳥を乗せた埴輪をみつけた!

環頭大刀も初めて気付いた。

東大寺山古墳の銘刀は本物かな!?

明日聞いてこよう。





サクラハジメテヒラク。空氷