人形浄瑠璃文楽、伽羅先代萩
こんばんは。
今日がタイムリミットで、なんとか最後まで時間をかけて読んだ。
『浄瑠璃名作集 下』十九篇も収録されている。
でも、まだ分かりにくいな…。
とりあえず書いてみよう(自分のために)。
全部で九段。
第一、つつじ山。秀衡に恨みを持つ妙術遣い国雄が登場。貝田と手を組む。
第二、錦戸の家来荒灘が義綱を襲うが稲妻が防ぐ。刀は奪われる?
第三、貝田館。息子源之助と明衡娘松島は夫婦。伽羅の下駄に呪詛の文を書いた奇妙院は熊川に伐られる。大場道益は国の為に薬を調合したが、バラすまいと銀兵衛に?殺される。立ち聞きしていた松島は舅に命を狙われる。源之助は病気のふりをしていて、松島に告白。二人とも死んじゃう?道益の毒を用いて鶴喜代君の命を狙ったが、政岡、松が枝に見抜かれる。
第四、豆腐屋。義綱と高尾は一端城を離れて、高尾の実家へ。隣屋が渡平。息子重三郎と高尾の妹お幾は夫婦。母と高尾は再会を喜ぶも、高尾が殿様と一緒にいることは許さないと。お幾と実父稲妻は初めて会うが、稲妻は高尾の首を討つよう命を受けている。誰から?逆らえないものか…。高尾とお幾が似てることからお幾を討つことに…。義綱は伽羅の下駄を脱いだことにより正気に戻る。そのために?辰の年、辰の月辰の日辰の刻生まれのお幾の血?が必要だった。
(すっきりしなくても、お幾が分かった上で討たれるのが泣ける…)
第五、道行。高尾と重三郎が捕まるけど、重三郎父が河童の神様を通して逃がす。伐った首が西瓜って(笑)。
(高尾は助かったのよね)
第六、竹の間、御殿、政岡忠義、床下。
第七、明衡館。家老明衡と定倉不仲を装う。明衡息子千賀之助と定倉娘文字摺は祝言を控えている。
第八、定倉館。名木萩を育てている。人質に千賀之助。不仲装っているのが錦戸にバレる?
第九、明衡が逆賊を訴える。証拠の一巻が白紙になり、明衡は切腹となるところへ松が枝が登場。
めでたし、めでたし。
で、誰が主役?やっぱり政岡かな。
まとめがほしいけど、自力ではここまで。
明日、文楽楽しんできます♪
書き終えてから…。
政岡のモデルが像になるぐらいやから、政岡が主役で間違いないよね。
伊達騒動Wikipediaで、綱宗蟄居は本当らしいから、綱宗より亀千代丸のことの方が大事ってことやでな。
綱宗と高尾がどうなったかはあんまり大事じゃなくて、幼い亀千代丸が守られて繁栄していくことが大事と。
それに政岡忠義が舞台生命を今に残しているのがなによりの証拠。
ネットで先代萩のあらすじを検索した時に、岩波と見えて「?」だった。
あとから、ふと思い出し『浄瑠璃集 下』を手に取った。
岩波書店、日本古典文学体系52ね。
私が読んだ名作集にしか先代萩は持ってないと思い込んでいた。
岩波は布引滝を調べたくて、引っ張り出していた。
だからそこだけを見て、他に気付いてなかった。
相変わらず視野が狭いわ〜。こう、と思ったらそこだけなんやな。
良くもあり、悪くもあり…。
明後日、読みやすい文体で、再挑戦しよう!