『文楽の歴史』

こんばんは。

まずは昨日の続きから。

三人遣いが始まったとされる、阿古屋琴責の段。

私は初春公演でやっと聴くことができる。楽しみやな〜。



昨日の写真、一枚目は日根野文楽の会場。

雨の中、友人と駅から歩いた。キョロキョロばっかりしてるのでオモダカを見つけた。

実物を初めて見たので感動した!



文楽は会場に着いた途端、開場になり最前列で観ることができた♪

宗助さんの解説が楽しかった。

人形のことは知った気になっていたけど、胡粉を30回も塗るというのに驚いた。

目釘というのも初めて聴いたと思う。

太夫のことも、もちろん知っているようで知らない。



大好きな『傾城阿波の鳴門』を清十郎さんのお人形で観られて嬉しい。

公演までに浄瑠璃集を開いた。

正確には月報(かな?)だけ。ちょうどそこに雑感が載っていて筋をつかむことができた。

これの通しってないもんなのかな。聴いてみたい。



倉田さんの本を読むと、最初太夫は好きに語っていたらしい(たぶん)。

だから大好きな『傾城反魂香』や桂川、酒屋の全段を語るだけでいいから、いつか聴けるようになるかなと妄想してしまった。



今日は紋十郎の回顧を再読して、一人なのに座を持っているかのように振る舞い、結果うまくいくって三谷幸喜さんの映画のよう(笑)。

このエピソードはドラマにしたら面白いやろうなと思う!

ほとんど大真面目に読むんやけど、ここだけは大爆笑できる。

三人遣いがいつからかとか、娯楽か教養か、なんてどうでもよくなる。

こんな破天荒でも演じるのが好きでたまらない人の舞台なら楽しいに決まってる!!

隙間時間にチョロチョロ読んでるけど、今日は僅かな時間でも充実した読書時間になった♪