体験女子空氷の青空読書、文楽の感想♪

こんばんは。

第一部も、二部も感想まで書いてなかったよね😅

ちょっと落ち着いてから。



☆靱猿

清十郎さんの襲名披露公演(2008年)が初めてで、今回2回目。

うっすら覚えてたんやけど、猿が芸をして猿曳きが悲しむのは本心からだと今回分かった。

おめでたい印象があったから、勝手に一休さんみたいなとんちの世界かと思ってた😄

2回目にはそう感じられるか聴いてこようと思う。

あの近い距離で、「聞いてこい」「聞こえてます」のやりとりが可笑しいのに、いよいよ大名が怒って「待て待て待て〜ぃ」(←みたいな印象😄)って出てくるから更に可笑しい!!

私は可笑しいから、猿曳きがとんちを始めたとばっかり思ってた。

清十郎さんの楽しい舞台、楽しみやな♡



☆一谷ふたば軍記

以前の半通しがよかったから、今回の短さはまずガッカリ…。

でも二代目吉田玉男さんの舞台をしっかり観ないとって楽しみにしていたのに、私には苦手な床で…終始ダメでした…。

まぁ次回聴けたらいいな…という希望は持って。

でもやっぱり組み討ちがないと泣けな〜い...。



☆柳

吉田簑助さんのお柳は初めてやと思う。

見逃す訳にはいかない!!

柳は夫婦のやりとりが本当にあったかいんだから♪♪♪って笑うとこちゃうんやけど。

詞が大好き!

お柳が柳の精に変わる瞬間は♪目にも留まらぬ早技で〜♪
見逃したんか、速すぎたんかどっちやったんやろう😄

今度は凝視するよ!



☆太十

これは本当に苦手…。今回呂勢さんでも無理だった…。でもリベンジしたい!



☆炬燵

これは初めてで、最初は網島の改作と一緒で「あ〜でん」の様にし・つ・こ・い。

楽しませてくれる太夫さん、現れるかな。

小春さんの出っていうか、隠れているんやけど、いつからやったんやろう。見逃したのが悔やまれる…。

死ぬ二人の展開なわりには、上手くいきそうな雰囲気が切なさを誘う…(泣)。

最後の最後、日頃の恨みとばかりに…やけど、喜べるわけもなく…、心中に向かうのね、と。

世話物はツケのカシャン、カシャンじゃなくて、足遣いの足音が響き渡る舞台だった。

玉男さんの紙治さん、清十郎さんの小春さんよかったな♡



☆火の見櫓

床本を開いて「短かっ」と思うが、紙吹雪が舞うと引き込まれる。

でも、以前観た清十郎さんのお七がよかったな♡と。

今回はやたら激しく動かしてるなって感じたから。

同じ振りと思うんやけど、清十郎さんの時はそれでも女らしく観えてたから。



次は入れ換え後。

簑助さんのお柳で終わり。

口上は華やかに感じるのに、やっぱり感極まって目が潤んでしまう。

そんな襲名披露公演をあと一日楽しみたい。


助松神社


先斗町

八坂神社