『妹背山婦女庭訓』第一

こんばんは。また『妹背山婦女庭訓』を最初から読書。

無駄な時間を過ごしているのだろうか。
でも読みたかったのは事実やし。

「三器(かんだから)」
がやはり気になる。

三種の神宝は、
藏原これむつさん著
神道的生活が日本を救う』
に出てきた。

やたの鏡
草薙剣(あめのむらくもの剣)
やさかにの勾玉

今日ノートに何度も書いてみた。



蘇我蝦夷子のことを豊浦大臣と呼んだそう。

この豊浦(とゆら)は、
千田稔さん著さん
平城京遷都 女帝・皇后と「ヤマトの時代」』
に出てきた。

しかも最近蘇我氏邸塀の跡らしきものがみつかったらしい。

こういう物語と事実がシンクロする瞬間はわくわくする。



以前にも書いた、後室定高の髪型、二つ髷(わげ)。

伽羅先代萩』の小巻も同じ髪型だったそう。
何度も校注を読んでいるのに、今日初めて気が付いた。

やっぱりあたしの目は節穴だ(笑)。
こう実感する場面が今までもあったから。

二つ髷。小巻の髪型が思い出せない。

まぁ今度の後室定高は出番が多いので、見逃すことはないだろう。



そのあとは現代語訳で読み切った。

蘇我入鹿がいきなり、安倍中納言行主を手に掛けたのは、舅だったから。

蘇我入鹿いわく「馬鹿者の舅」らしい。

蘇我入鹿にもそれなりの考えがあったらしい。



こんな憎たらしい蘇我入鹿を討伐するのは第2部なので、通しで観る・聴くのが本当に楽しみ。

吉田簑助さん文化功労者顕彰記念、国立文楽劇場4月公演は、2週間後の4月3日から。
待ち遠しい。


旧暦如月六日、春分、雀始巣。空氷