文楽4年生の抱負

こんばんは。直接文楽には関係ないし、年度始めでも、特になにもないんやけど文楽をつけてみた(笑)。

3つの抱負

1.物を持たない暮らし

本のタイトルにもなっているが、昨日ひろさちやさんの『魂は千の風になりますか?』を再読して、仕事をしながらふと私が死んだら私の持ち物はどうなるんだろうと思った。

それに昨日の寝る前に、あとでもう一回読もうと思って、取っておいた新聞を全部片付けた。めっちゃすっきりした〜。

思い切って片付けたことによって、新しい考えが浮かんだ。

読まない本を処分して、大事な本に署名をしようと思う。
死んでしまったら、図書館や目の前の小学校、国立文楽劇場に寄贈してもらいたいと思った。

線をいっぱい引いた床本集は一緒に燃やしてもらう。

こういうのをノートにまとめようとも思った。
少しずつ取りかかろうと思う。

下重暁子さん著『持たない暮らし』


2.会話

これもふとインターネットは一方通行が多いから、やはり身近な人との会話を意識して増やそうと思った。

やはり頼りになるのは身近にいる人だから。
私も誰かに頼りにされる人でありたい。

*鈴木雪子さん著『美しい敬語のマナー』


3.省エネ

携帯をぺかぺかやり過ぎている。
携帯の使用料金は定額だが、しょっちゅう充電をしている...

やっと今日気が付いた!

電気代は使った分だけ払わないといけない!(当たり前)

今日まで本当に気が付かなかった…。情けない。

普段の生活は自転車、電車、徒歩なので省エネ。
パソコンはいらない。
テレビも家族と見ている。
電源も気にしている。

もちろんハンカチは持ち歩いている。(電気代と水道代どっちが安いかは知らないが、私はハンカチの方が省エネな気がする。)

と、いろいろやっているのであと出来ることは携帯だった。

必要以上に検索やインターネットにつなぐのはやめようと決めた。頑張る。

大切なメールもノートに書き写そうと思っている。

そしてエネルギーの省エネだけじゃなく、物を持たない暮らしにつながっているが、欲求のままに行動するのではなく、今ある状況を楽しもうと思う。

思いが増え続けると、我慢が出来なくなる。

気付いた時に我慢をして、それが自然と我慢じゃないようになりたい。

だから言葉で言う時も、我慢ではなく、今の状況はありがたいと言おうと思う。



私は『言霊』を信じている。



あと齋藤孝先生がよく言う、「日本人は日本語で考えるんです」と。

だから自分の気持ちをうまくコントロール出来る日本語をたくさん知りたい。勉強したい。

齋藤孝先生著『退屈力』



直接文楽とは関係ないところから、3つの抱負が浮かんだが、文楽を、清十郎さんを観られる環境に感謝している。

一回でも観れているのに、もっともっとと思い、ありがたさに気付けないようならそれは不幸だと思う。

自分は幸せだと思うことからまず始めたい。



明日3日から、吉田簑助さん文化功労者顕彰記念、国立文楽劇場4月公演『妹背山婦女庭訓』がいよいよ始まる。

大好きな文楽、大好きな清十郎さんを観られることは本当にありがたい。


旧暦如月十八日、雷乃発声。空氷