文楽舞台美術の復習

こんばんは。今日はいつもより早めに更新。二度寝をし過ぎて頭がぼんやりしている。

明日はよみうり天満橋文化センターの鑑賞会。
吉田簑助さん文化功労者顕彰記念、国立文楽劇場4月公演『妹背山婦女庭訓』第1部。
開演前に三味線解説、終演後大道具部屋見学。

三味線は3月に宗助さんの講座をお受けしたばかり。なので復習はしなくても大丈夫だと思う。

燕三さん、清二郎さん、宗助さんの解説をお受けしたことがあるので、他の方だったら嬉しいなぁ。どなたか分からないまま。明日行ってからのお楽しみ。席も当日のお楽しみ。

上方文化講座を読んだので、清介さんなら嬉しいなぁ。
たしか『にほんごであそぼ』に咲甫さんとご一緒にご出演されていたと思うし。



舞台美術さんは2月に講座をお受けした。

関西舞台株式会社の岡本義秀さん。
尺貫法の話についていくのに必死だったが、それまでも少し親しんでいたので、さっき復習したら割と記憶に残っていた。

舞台セットの横幅は7間。
高さは10尺。
1間は6尺。
6尺は約180cm。
畳の長い方の長さ。

本当に分かりやすい解説だった。

文楽に必要な手摺は2尺8寸。約84cm。

奈落を見せていただいたことはあるが、下りるのは初めて。どんな場所か楽しみ〜。



そして、そのまま帰るわけにはいかん!ってことで、第2部のチケットも取ってある。
前の席なので楽しみ〜。

芝六の後ろ姿、いつもおぉ!っと思うのに、じっくりとは観れていなかった。
物語が盛り上がっているので、自然と聴いている感じ。
昨日幕見席で観て、早く近くで観たいよ〜と思った。
もうあと二回なので、清十郎さんの芝六を目に焼き付けてこようと思う。
あと昨日は淡海公につっこむ動作が大きかったように感じた。
「どうすんねん!」とでも聞こえてきそうなぐらい(笑)。
さぁ明日はどんなつっこみをされるのか楽しみ。

私は芝六が兼秋に「めっきりお顔が細った」が好きやけど、笑いが起きない。なんで??(笑)。

掛乞の段、相子さんの語り分けは本当に大好き。

咲甫さんは聴きやすくて大好き。



そして桐竹勘十郎さんのお三輪ちゃん楽しみ〜。かわいい。
お三輪ちゃんが持っていたほおずきを見せていただいた。昔は口に含んで遊んでいたそう。

道行は二回とも寝てしまった…。寝ないために今日はゆっくり過ごした。もちろん早寝もするつもり。
清介さんの三味線と橘姫の着物を堪能しよう。この着物が一番好き。

そして、津駒さんの鱶七と寛治さん。本当に楽しみ。
清十郎さんのブログで見せていただいた鱶七の引き抜きの場面も楽しみ。

最後嶋大夫さんも楽しみ。…なんだけど、今回はお三輪ちゃんが悲しすぎて、楽しみやけど好きにはなれない場面…。
豆腐の御用だけは本当に和む。つい玉女さんばかり観てしまうけど。



あ、第1部はまだ一回だけやったので、とにかく観て・聴いて楽しもうと思う。
吹き矢の場面、矢を詰め込む簑一郎さんは必見(笑)。

一度も観られなかった、中納言行主(苦笑)。

私は文字久さんの声が好き。
綱大夫さんの低い声が大好きやけど、後室定高の声も好き。


明日こそ通しでじっくり妹背山を味わいたい。


旧暦弥生四日、虹始見。空氷