文楽通しをすべて観る方法を教えて!

こんばんは。今日は、妹背山婦女庭訓通しで観劇のため、胸がいっぱいで頭が働かない…。

タイトルは切実な願い...
今日は6時間半睡眠で、目覚も快適やった。
第1部は順調だったのに…、
大本命、芝ちゃん(勝手に親しみを込めて)のところで睡魔が…。

闘えばよかったのか…。
やはり8時間睡眠が必要なのか...
第1部が悲しすぎて、体力を消耗しているのか。←私にとってはこれが正解っぽい(苦笑)。
じゃあ通しで観られへんやん!
あと一回通しなのに...

どこかで上手く気を抜こう。
芝ちゃんは泣きながら観たい。冷めた目で観てもつまらない。

今日はうつらうつらしていたので、三作の「さらばでござる」はちゃんと聴いたのに、気持ちが入り込めなかった。

あと大問題発生...5列目でもお人形が少しかすむ。
視力が落ちていると思う...眼鏡を新調しないとやばい。

でも妹背山は諦めて、6月までには新調しようかな。



いつものことやけど、感想よりまず自分のことを書いてしまう(苦笑)。

文楽ブログやってます、と言いながら感想は後回しって...

でも今日は第1部床の真下で泣きながら観劇。いい席だった〜。

第2部芝ちゃんは冷静にお人形観察で終わった。
芝六の後ろ姿はしっかりと観た!
すると浄瑠璃はすっ飛んでいた。不思議。両方いっぺんにできへんのかい!あたし。

お三輪ちゃんのことは、ずっと考え込んでいた。
求馬はお三輪ちゃんのこと本気だったらいいなぁと。
企みと書いてから、それでは悲しすぎると…。
本気で好きやったけど、蘇我入鹿の妹橘姫とも出会ってしまったから、二股をかけてしまったのだと思いたい。
最初からお三輪ちゃんを疑着の相にするためだけに付き合っていたのではないと。

物語に意見しても仕方ないんだが、企みと気付く前の方が自然に受け取っていた。お三輪ちゃんはたまたま悲しい人生だったんだと…。

もし半二先生にお会いできたら聞いてみたい。

桐竹勘十郎さんのお三輪ちゃんは、生きている。

清十郎さんの芝六ももちろん客観的に褒めたいんやけど、清十郎さんが好きの目でしか観れていないから、客観的かどうかは怪しい。
でも私は清十郎さんのファンになったので、清十郎さんのお人形に魅力を感じている。ただ上手く説明できない。
こうやって追っかけているファンがいるということで、清十郎さんの素晴らしさが伝わればいいなぁと思う。
そして妹背山第2部の芝六は素晴らしいから、たくさんの方に見ていただきたいと思っている。

でもお三輪ちゃんは私の中では別格。←結局個人の意見になるのか...
あ〜感想って難しい。

お三輪ちゃんがいじめられている場面の動きが特に涙を誘う。

第2部は今日も空きがあった。
どうしたら文楽の良さが上手く伝わるのか悩ましい。

私は世界遺産から入った。
初めて観てお人形の動きに感動した。文楽は珍しい三人遣い。
そして人間国宝さんに惹かれた。
次は近松門左衛門だった。
やっとファンになる人と出会えた。

文楽は一度足を運んだら、やめられないと思う。
その最初のきっかけを作れる人になりたいと思う。


旧暦弥生五日、虹始見。空氷