今日も浄瑠璃いろいろ

こんばんは。昨日書きたかったことが、かなり抜けていた。

*雪狐々姿湖
より、白百合の「恋患い」はかわいいなぁと思う。

お染ちゃん(新版歌祭文)の恋患いも好き。
※恋患いと言えば、お染ちゃんと思ったがお夏ちゃんだけだった。
あ〜明日は国立劇場文楽公演の初日かぁ。
清十郎さんの久松ぁん観たかったなぁ…。いつか観られますように。

恋患いはいつか書こうと思っていた。
初春のお夏ちゃんだ。mixi浄瑠璃コミュで書きそびれていた。
漫画ONE PIECEのハンコックしかり、江戸時代の女の子もそうだったんだと思うと物語が身近に感じる。

今回は狐やけど。でも女の子の気持ちは分かるよ。うん、うん。
本当に楽しみな作品。

雪狐々姿湖を読んで感動して思った。
江戸時代の浄瑠璃じゃなくても、感動した。
…ということは『浄瑠璃』という形式がそうさせるのか。

今回『浄瑠璃』の魅力について考えるきっかけとなった。



*ひらかな盛衰記
梶原景時がまた出てきた。義経千本桜にも出てきたから、ますます気になる。

歴史は好きやけど、あたしの頭では時間がかかるので、日を改めて調べてみようと思う。

今日5時ちょうどにチケットセンターに電話したけど、駄目だった。国って融通利かないのね。
まぁ決まりは決まりやけどさ。
5時というのに賭けてみたけど、4時59分59秒までなのね。残念。
これで6月鑑賞教室二回目は今のところ諦めた。

お筆さんは出番少なそうだし。一回きりと分かっていると集中して楽しめると思う。



*夏祭浪花鑑
今日はこれを読んだ。まともに読んだのは今日が初めて。
頑張って無理せず読み進めたら、めっちゃワクワクしていた。楽しい。今のところは。
喧嘩っ早い男たちと、極道の妻らしい女の詞。

第一印象はよくなかったけど、浄瑠璃をちゃんと読めば楽しめる。

傾城琴浦と磯之丞の痴話喧嘩が楽しい。
でもいよいよ団七が舅を追いかけた。どうなるのやら…。ドキドキするわぁ。



*連獅子
プログラムのあらすじを読んだら、浄瑠璃が気になって読んでみた。
気になった箇所は浄瑠璃では気付きにくいかなぁ。私の場合。
でも浄瑠璃は舞台のお人形のために書かれたものだから、舞台を観れば一発で分かるんやと思う。

蹴落とされる子獅子や、何度も蹴落とす雄獅子。

川に雄獅子の顔は映るんかな。ここの演出が一番気になる。

子獅子は嬉しいだろうな。

これも清十郎さんの雄獅子がいつか観られますように。



10月地方公演の配役が出た。
やはり清十郎さん曾根崎心中ってことはないよね…。
期待しただけにがっかりしたが、よく考えたら2月東京を諦めた嶋大夫さんが聴ける!

これは昼夜行かないとね!
本当に嬉しい配役。

6月と7月に国立文楽劇場の図書室に行く予定なので、釣女をじっくり読んでこよう。
あと新版歌祭文と。



浄瑠璃に浸る時間を意識して作ったら読む時間が本当にできた。
これからもできるだけ毎日浄瑠璃と向き合っていたい。


旧暦弥生廿四日、蛙始鳴。空氷