ひらかな盛衰記

こんばんは。
国立文楽劇場、6月鑑賞教室の演目
*ひらかな盛衰記
読書した。
ここでも巡礼、しかも西国三十三カ所が出てくるとは驚いた。
3月ふれあい文楽『傾城阿波の鳴門』以来、巡礼を気にしているし、父との会話で西国三十三カ所参りをよくする。
壷阪寺にもお参りに行ったし、mixiではコミュニティに入ったし。
本当に最近の注目キーワードだったので、出てきて驚いた。
あと船霊さまも出てきた。こちらは『メディアの発生』で初めて知った。



気になるキーワードを楽しみつつ、お筆さんが打ち明け話をする場面では涙が出た。
そこまで読むのがやっとだった。



ぱらぱらと読んだら、樋口さんが死んでいた…。
強いヒーローを想像していたので、これも本当に驚いた。
悲しい浄瑠璃やん…。



この悲しさを劇場で味わうためにも、浄瑠璃集の読書を続けたい。


旧暦卯月十一日、蚕起食桑。空氷