菅原伝授手習鑑
こんばんは。
今日は、国立文楽劇場、夏休み文楽特別公演
*菅原伝授手習鑑
の床本集を読みたくなるツイートと出会った。
昨日の千穐楽に書きたいなぁと思っていたが、『桂川連理柵』を読み返すこともなく、アップすることもなく寝ていた。
今日の仕事帰り、電車内で読んだ。
読まなくても思い出したのが、
小太郎が千代に付いて行くと言ったのは、虫の知らせか、の場面(泣)。
床本集をじっくり読んだら、涙が流れる寸前だった。
千代の役に立ちましたか、からずっと(泣)。
残念ながら舞台の記憶は、お人形の残像しかないが、こうやって読んで泣けるあたりが、人形浄瑠璃の素晴らしいところだと私は思っている。
素人太夫を目指すわけでもなく(笑)、私はただこうやって何度も浄瑠璃を読むのが本当に好き。
そして何度読んでも感動する、浄瑠璃を書いた浄瑠璃作者を尊敬している。
私は文楽の芸よりは、好みで楽しんでいて、浄瑠璃の世界観に浸るのが好き。
でも、まずは清十郎さんがご出演されているかが肝心だった。
私は人を意識する。
浄瑠璃の作者を意識するようになった。
でも清十郎さんを応援したい!という気持ちが私を突き動かしている。
一度心が動き出せば、興味のあることが次々と現れ、浄瑠璃のとりこになっている。
『菅原伝授手習鑑』は床本集を元にした浄瑠璃集を持っているので、分からない言葉などを勉強したいと思う。
旧暦水無月廿四日、大雨時行。空氷