文楽ゆかりの地

こんばんは。

今日も文楽地方公演『曽根崎心中』のことを書くつもりだった。

それなのに何が起こるか分からんね、世の中。←かなり大げさ。

仕事帰り、JRの新しいチラシが目に入った。

最近は中身を見てから持ち帰るようにしている。

草津線のチラシで、石部が目に入った。

で、勘違いして三井寺はどのへんかな〜と見たけどなくて、あれ?となる。

あたしの頭の方があれ?なわけで。

三井寺は6月鑑賞教室の『ひらかな盛衰記』を浄瑠璃集で読んで知った。

西国三十三所まいりのチラシを父に渡したら、あっという間に覚えていた。

だから浄瑠璃集で知ってから、調べるより父に聞いた。

石部は8月内子座文楽の『桂川連理柵』を浄瑠璃集で読んで知った。

広重さんの東海道五十三次は大好きで本も持っているし、美術館にも出かけるのに、東海道五十三次の一つとは覚えていなかった。

今日のチラシで知った。浮世絵も覚えていなかった。

父はあたしの本を見て、完璧に覚えている。

病み上がりで、あんまり出かけたくないらしく、そんな中、元々地図帳やらが家にあってよかった。

いろいろ覚えて、呆け防止になってよかった。

父が退院してからは、ことあるごとに地図帳をプレゼントした。

なので地図関連の父との会話は楽しくなった。



で、本題。

三井寺と石部宿にいつか行ってみたいな。

最近本当に繰り返しの日々で、これが大事なことはよく分かっている。

でもあたしの根っからの性格は飽きやすいと思う。

内子座博多座、と同じ場所に旅するのもいつか飽きそう。

でもこうやって新しい夢がみつかってよかった。

考えると本当にわくわくする。

以前には、信太森葛葉稲荷神社、壷阪寺、采女神社、猿沢池興福寺菩提院へと出かけた。



そして広重さんの東海道五十三次の本に「大津絵」が載っていた。

これってまた「博多座に行ってもいいってこと?」とよぎった。

三井寺三界は咲大夫ね。

およしが簑二郎さん。あたしの中でポイントが上がったよ〜。

って前々から、かなり行く気になっている。

博多座のお隣さんのコーヒーがめっちゃおいしかったから(笑)。でもこれ大事。

わざわざ移動する価値があると。

そもそも豊松清十郎さんと桐竹勘十郎さんを揃って観るのが大好き。



石部宿から始まって、博多座文楽に着地するとは、頭ん中っておもしろいね。


旧暦葉月十日、鶺鴒鳴。空氷