『一谷嫩軍記』床本集
こんばんは。
『平家物語』はまだ読んでいないので、分からないことが多いが、読み出したら止まらない。おもしろい!
夜は、国立文楽劇場、平成22年錦秋文楽公演
*一谷嫩軍記
床本集を読み直した。
今日は床本集に書き込みをした。
「おもだか」を調べた。
多年草と家紋を調べたが、浄瑠璃の文脈の意味はいまいちよく分からない。
家紋はおもしろかった。家紋の本を売ってしまったことが悔やまれる(苦笑)。
小次郎の涙に「覚悟」を感じ、泣けてくる。
熊谷直実の髪逆立ちも「覚悟」を感じる。
平山は逃げすぎ(笑)。
組討の段は…悲しすぎる…。
玉織姫はやはり敦盛について行き、さっきまで一緒だったということがやっと分かった。
何度も読むと、気になることがすっきりする。
弥陀六が連れてこられた理由も、他の段を読んでやっと分かった。
熊谷陣屋の段は、熊谷と相模の会話が心苦しい。
相模が小次郎の死を知った時はもっと悲しい。
敦盛を弥陀六の娘に届ける意味も分かった。
ここは一番不思議だった。なので弥陀六内の段があると分かりやすいと思う。
『一谷嫩軍記』の世界観がつかめてきたので、舞台が楽しみである。