文楽『染模様妹背門松』
こんばんは。
文楽初春公演の『染模様妹背門松』の浄瑠璃がネット上でみつかった。ラッキー。
アップしてくださった方ありがとうございます。
油店の段を少し読んだが、お染のわがままぶりがかわいいし(清十郎さんが楽しみ)、番頭善六がむちゃなこと言うてるなぁと笑ってしまった。
むふふ、桐竹勘十郎さんと清十郎さん(ではない!)の絡みが今から楽しみ。
菅専助の全集を買うほどではないと思っていたので、本当に助かった。
黒木勘蔵さんの本を読んでから、菅専助に対する印象が悪い(苦笑)。
でも『伊達娘恋緋鹿子』はいいと思う。どこまでが書き換えなのかは分からないが。
ネット上でみつかる前は、紀海音の『袂の白しぼり』を読もうと思っていた。
横山正さん校注・訳
*日本古典文学全集、淨瑠璃集(小学館刊)
久しぶりに開いたら、『傾城三度笠』があった!
はぁ〜驚いた。時間を作って、読んでみたい。
まずは凄く嬉しかったが、ビデオを見だしたら涙が止まらなかった…。
本当にいいものを見せてもらった。
萩の佑仙の笑い、テレビの前で一緒に拍手をした。
この時ばかりは、博多座に行く〜、だったが、やっぱり大阪で再会する時を待つことにした。
博多座には行けないが、二世桐竹勘十郎さんが観られたので大満足。
今日は文楽のことを想いながら帰っていたら、仕事の悩みがふっとんだ。
ふいに些細なことに思えた。
文楽の盛り上がりを考えることの方が、私にとって大きなことに感じた。
文楽の力になりたいなんて、大げさなことを思っていても、文楽に助けられている。
文楽のファンになって本当によかった。
旧暦神無月二十日、ニジカクレテミエズ。空氷