文楽『染模様妹背門松』

『つぶやき、イルミネーション反対!!』
日経新聞プラス1より。

レジ袋有料化って言って、エコを気にするなら、イルミネーションを喜ぶな!と私は言いたい。

冬は極論を言えば早寝するもの。

寒い冬は夜、外に出ないようにして、明るい夏にたくさんイベントをすればいい。

もっと自然に合わすべきだ!

イルミネーションが好きなら、エコとか、地球にやさしいとか言うな、と本気で思う。





こんばんは。

今日は隙間時間に、携帯電話の画面メモしておいた『染模様妹背門松』を読んだ。

油店の段の最初は、番頭善六、りんのやり取りが面白い。やっとお染の兄が出てきた。

まだ途中まで。



仕事帰り電車の中で、文楽初春公演の配役表を眺めていたら、蔵前の段が気になって、電車を降りて自転車置き場までの道で読んだ。

さらっと読んだだけだが、お染久松の愛の深さ、覚悟、そして二人の死に泣けた…。



お染が本当に主役で嬉しい。

悲しいけれど、清十郎さんのお人形は楽しみにしている。



さらに嬉しいのが、前半簑二郎さんの久松が観られる。

久松は行けなかった5月公演の妄想(博多座では見た)で、私の中では、かなりかっこいい人物になっている。

なので好きな簑二郎さんの久松は楽しみ。



そして蔵前の段に、松香大夫、睦大夫、津國大夫、南都大夫が揃っている。

またよく聴いて特徴を覚えていきたい。



やっとというか、なんというか、4年目にして、みなさんのお名前とお顔は覚えたので、自分の好みも分かってきた。

でも何年か後には、客観的な目利き(耳も含む)になっていたい。


旧暦神無月廿二日、キタカゼコノハヲハラウ。空氷