文楽『傾城反魂香』

こんばんは。

今日は久しぶりに自宅で過ごした。

10月3日のチケット発売日以来だった。

そりゃ風邪もひくわいなう。

今なら言える…かな?

文楽錦秋公演は風邪薬が手放せなかった。

二度寝込んだ…。風邪ひきを侮るべからず。



今日は、
小学館近松門左衛門集3
を読んだ。

まずは月報から。劇評家には程遠いことは自覚しているが、「熱心にメモをとっている」ことだけはやっている。

今の私は贔屓やなぁと確認していた。



まず贔屓の字に「貝」が多いのが気になって、iGoogle検索。

やはり財貨が多くある、につながった。

さらに中国の伝説上の生物にまでつながって楽しかった。

贔屓の引き倒しはこの生物からきているそう。

依怙贔屓という言葉がちゃんとあるのに、現在は贔屓の意味が依怙贔屓になっているそう。



でも私は清十郎さんの贔屓と言いたい。

財貨は少ないけれど、応援する気持ちはたくさんある!



いつか文楽の肩書きが付けばなぁと思わないこともないが、まだ気持ちは定まっていない。



文楽に関するDVDを検索したが、文楽人形が映画になった『曽根崎心中』はなかった。残念。



いろいろ気になることを、全て調べてから、文楽初春公演『傾城反魂香』を読んだ。

小学館は現代語訳と注釈があるから助かる。

面白くてすらすらと読めた。



文楽でいつか遠山(みや)を聴いてみたい。


旧暦神無月廿三日、キタカゼコノハヲハラウ。空氷