平成23年初春文楽公演
こんにちは。
今年の一本目が、過去話で申し訳ない…。
初春公演が上演中なのにな。
ツイッターをやっていると、思いついたことを、きれいにまとめるということを気にせず、小出しに書けるのが気持ちよくて、こっちがほったらかしになってしまった(苦笑)。
*寿式三番叟
津駒大夫さん、寛治さんを聴いていた。
二回目でやっと前の席なので、玉志さんをマジマジと見つめていたら、玉翔さんの後ろ姿が素敵で、清十郎さん以来、久しぶりにときめいてしまった。
一度目がいくと、玉翔さんの後ろ姿を狙っているという、不謹慎な鑑賞方法…。
*傾城反魂香
初めて聴くので、わくわく。
竹本住大夫さん、吉田簑助さん、玉女さんなので、安心していられる。
又平がおとくをさすって、おとくが揺れる仕草が大好き。
二回目の時、修理之助が土佐の名を名乗るようになった時、簑助さんが驚いていたので、本当に楽しかった。
私は悪いことだとは感じなかった。
あとせっかくの門出に、師匠が手水鉢を割ると、又平、おとくががっかりする度合いも好き。
*染模様妹背門松
もう桐竹勘十郎さんの番頭善六は最高に楽しい!
咲大夫さんが楽しすぎて、咲甫大夫さんを忘れていた自分に驚いた。
でも二回目の前には確認したから、咲甫大夫さんと咲大夫さんに笑わせてもらったと認識している。
細かいネタは、全部ツイッターに書いてしまったような。
なんにせよ、番頭善六の物語だということ。
自分の視点があってもいいが、本筋は番頭善六。
「傾城反魂香」の又平は、高木先生が書いているように「同情」で切なくなるが、最後が爽快なので、『笑い』の第1部。
そして『泣き』の第2部。
*ひばり山姫捨松
嶋大夫さんの語りが最高!
そして三回目、吉田文雀さんの中将姫を前で観るとさすがだった!
舞台ではキリッと素敵な文雀さんが、當麻寺ではにっこりのお写真があって、お芝居以外でも楽しめた。
*傾城恋飛脚
これはもう竹本綱大夫さんに尽きる!
梅川がかわいくて、かわいくて。他の方じゃ私は聴けない…。
三回目、綱さんとお呼びするのは最後だ!と思ったら、最初から泣けてきた…。
…でも、…やっぱり、…気持ちよくて寝てしまった…。
私のバカバカ!
でも!綱さんはまた聴けるし。源大夫さんになって!!
*小鍛冶
三回目にして、やっと前の席で、今もまだ興奮している!
稲荷明神さま、迫力だった〜。
あれはどんな映像にもかなわんね。
でも、もう存在しないものだけど。
清十郎さんの宗近のかしらが、キリッと動いて素敵だった〜。
4月公演は、どちらも女形で私は嬉しい。
しかも傾城!!
期待で鼻息荒くなったぞ〜。
しかも小鍛冶が始まる前に知ったから、小鍛冶も、お染も、八重さんまで飛び越えて!
まぁまぁ、落ち着いて、ゆっくり楽しもう。
※追記
*寿式三番叟
24番はヤダ!希望で選んだが、次からは下手寄りを選ぼう。
津駒大夫と寛治さんは一回しか観られなかったよ。
津駒さん真っ赤なお顔で、かわいかったよ〜。高い声もかわいくて好き。
そして!玉翔さんの後ろ姿をがん見した。
やっぱりかっこよかったよ〜!
三番叟自体大好きでわくわくするのに、今日は玉翔さんの後ろ姿が見える度にどきどき。
足をゆっくり動かして回る時が大変そうだった。
研修生終了発表会での、玉翔さんの三番叟がすごーく楽しみ!!
…不謹慎じゃなく、後ろ姿を見られる!
鶴の顔あかんわ〜。目が合うと笑ってしまう。
*傾城反魂香
…住さんで、…気持ちよく寝てしまった…。
又平の師匠が賢くて好きだわ。
簑助さんは今日も驚いていた。楽しい。
*染模様妹背門松
清十郎さんのお染が真ん前でどきどき☆
でもすっごくかわいかった!!
今日も咲甫さんも、咲さんも面白かった!
咲さんのアドリブ、「間男」→「フライデー」になっていた(笑)。千秋楽でもバージョンアップはさすが!
楽しかった!
多三郎が船底に下りてきた時、源太くんにときめいた。
床本集には「きゃあ〜〜〜」という書き込みが(笑)。
男前つながりで、劇場に入る前、咲寿さんがさわやかに自転車に乗って通り過ぎて行った。
そう!今日は男前の日やね(笑)。
咲寿さん、玉翔さん(後ろ姿)、源太くん(お人形)と。
蔵前の段
お染の後ろぶり、タイミングが難しかった。危うかった…。でも拍手ができてよかった!
お染がお腹の子、と言った時に泣けた…。
お染父も大好き。
今日は睦大夫さんがよかった!
6回とも要望書に感想を書いてきた。
今月もありがとうございました!!