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こんばんは。
清十郎さん、初春公演千秋楽のブログを読んできた。
読んで、拍手のことを書こうと、すぐ思った。
今回、「染模様妹背門松」お染の後ろぶり。
一回目は拍手につられた。
二回目は、左遣いさんが手を離したのが見えたので、ちょっと早めだったが拍手をした。
三回目は、早かったらマズいかな、と思っていたら危うく逃すところだった。
これはよく知らないからこうなのか、もっと決まっていたら違っていたのか…。
私には分からないが、清十郎さんはブログで技術が足りないと仰る。
私はファンだからこそ、型の「後ろぶり」では拍手をしたい!
…拍手が少なかったことを清十郎さんも感じているだろう。
それを抜きにしても、自分のことは自分が分かるわけで。
その上で、私は拍手をする!と決めている。
「よかったら」というのは分かるが、その「よかったら」のレベルが高ければ、いつまでたっても拍手ができない。
私は低めというか、ありがたがりなので、舞台中にもかかわらず、拍手をしてもいい場面なら、拍手をしたい!
楽しいから。
拍手でお礼がしたいから!
初めて劇場に来た人が、よかったと思えることの一つに「拍手での一体感」も重要やと思う。
※追記
なぜ拍手を強調するようになったのか。
前からやけど、錦秋公演の前に、やたらめったらの拍手は嫌だとか、掛け声は嫌だとか(詳細は忘れた)、結局悪口&陰口やから、うんざりした。
念のため、ツイッターのことではない。でもまったく違うわけでもない。
たまたま目にしたネットから。
何が悪いのかと書いて、正当性をアピールしているように感じたが、解決策はいっこもなかった。
まぁ文字のやりとりだけでは難しいよ。
仲良くったって、やっぱり文字は考えるもん。
匿名で感情に任せて書いたら、増幅するだけで、解決には向かわないはず。
私は誰かの行動を言うより、自分は何をするかに思考を切り替える!
やっぱり最初は怒りなのね。
…吹っ切れて、ふと浮かぶ!
錦秋公演は全て初見なので、拍手のしどころを教えていただいた。
でも全部はできなかった。
前もって分かってても、舞台の雰囲気があるから。
お人形がいいなぁと思っても、語りの邪魔をしないでおこうって思ったり。
教えていただいたことは、
「決まりはない」、
格下や、緊迫した場面の出にはふさわしくないと。
すごく納得したし、錦秋公演で拍手のしどころは少し掴めた。
初春公演は一回目につられたところを、次からもするようにした。
そんな中で、お染の後ろぶりだけは緊張した。
でも二回とも、静かな空気に流されることなく、拍手ができてよかった!