第二十四期文楽研修修了発表会

sorahi2011-01-25

こんばんは。

今日は昨年に続き、発表会に出かけた。

今年は大ホール、ということでドキドキ。

昨年は始めの年なので、小ホールで、修了時は大ホールらしい。

でも以前は、ずっと大ホールだったらしく、昨年小ホールにしてみたそう。

当選という確定がないから、入れるかドキドキしていたけど、まぁ大丈夫だろうという思いもあった。

念のため、早めには出かけた。

でも寒さ対策のため長めのスカートをはいたら、ピンヒールのブーツになり、焦るのに歩けなくて、本当に焦った。

で、焦ってる自分が嫌になり、まっいいっかと思えるようになった。



劇場の手前で。



もっと早く着きたかった自分を恨みつつ……、



フタを開けたら、
1列目11番に座れたという。よかったね!



席を確保する前に、プログラムの解説でお馴染み、高木浩志先生にお会いした。

先生が扉を開ける瞬間に気付いた!こういうところは目敏い自分に驚く。

ご迷惑かなと思いつつご挨拶。←結局伺うから思ってないのと一緒?



唐突だが、「傾城反魂香」他の段を上演するのは難しいですか、とお伺いした。

やはり無理のよう。本を読んで楽しもう。

そこから、いつも解説楽しんでいます!とお伝えすることができた。

あと内山美樹子先生の本で知った、「昭和史(番付)」についても楽しみにしています、とお伝えした。



ロビーをうろうろしていたら、桐竹勘十郎さんとお会いした。

素敵だった〜。お会いしたら、という想定をしていなかったので、「ぺこっ」とするのが精一杯だった。



*二人三番叟

玉翔さ〜ん。

又平と見込んで、下手寄り。

でも鑑賞教室の時は、又平、検非違使の順。

初春公演だけが逆だったよう。

でも、…不謹慎だが、主遣いさんを見ようと思ったら、下手寄りが正解。

ま、舞台によるけどね。



検非違使の位置でも、玉翔さん(人形ね)はよく見えた。

むふふ、背中もね(人形ね)。素敵だった。

と同時に目が座った鶴の顔も(笑)。



15分休憩には、久しぶりにお会いした方とお話ができた。



*菅原伝授手習鑑、東天紅の段

浄瑠璃集でも泣けたが、今日の素浄瑠璃でも泣けた…。

立田前がかわいそう…。

泣けるぐらいやったから、大浦くんうまかったと思うよ。

はさんばこ(挟箱)がまた出てきただけで、笑ってしまうし、何度も出てくるから、その度に笑ってしまう。

…笑うとこちゃうけどな。

続きがまたいいんだ。

この段もやけど、ここは二段目か。いつかお人形を見てみたい。



次の15分休憩では、ロビーで咲大夫さんとお会いした。

英大夫さんと清介さんも。

お話が終わるのを待って、咲さんにサインしていただいた。

ね、サイン魔でしょ。嬉しいなぁ。



*一谷嫩軍記、組討の段

親子の演技は切ない…。

咲甫大夫さんの語りで泣いた…。よかったよ〜。

大東くんの平山よかったよ。

油断してたけど、小次郎の足は玉翔さん?背中でなんとなく。

見るのが遅かった。床本集を読んでいたし、お人形を見ていたから。←正しい鑑賞法。



2時間は早かった〜。

迫力はまだまだ本公演には劣るが、研修生、若手が一丸となって取り組んだ舞台は感動した。

ありがとうございました!!



旧暦師走廿二日、サワミズコオリツメル。空氷