第二十四期文楽研修修了発表会
こんばんは。
今日は昨年に続き、発表会に出かけた。
今年は大ホール、ということでドキドキ。
昨年は始めの年なので、小ホールで、修了時は大ホールらしい。
でも以前は、ずっと大ホールだったらしく、昨年小ホールにしてみたそう。
当選という確定がないから、入れるかドキドキしていたけど、まぁ大丈夫だろうという思いもあった。
念のため、早めには出かけた。
でも寒さ対策のため長めのスカートをはいたら、ピンヒールのブーツになり、焦るのに歩けなくて、本当に焦った。
で、焦ってる自分が嫌になり、まっいいっかと思えるようになった。
劇場の手前で。
もっと早く着きたかった自分を恨みつつ……、
フタを開けたら、
1列目11番に座れたという。よかったね!
席を確保する前に、プログラムの解説でお馴染み、高木浩志先生にお会いした。
先生が扉を開ける瞬間に気付いた!こういうところは目敏い自分に驚く。
ご迷惑かなと思いつつご挨拶。←結局伺うから思ってないのと一緒?
唐突だが、「傾城反魂香」他の段を上演するのは難しいですか、とお伺いした。
やはり無理のよう。本を読んで楽しもう。
そこから、いつも解説楽しんでいます!とお伝えすることができた。
あと内山美樹子先生の本で知った、「昭和史(番付)」についても楽しみにしています、とお伝えした。
ロビーをうろうろしていたら、桐竹勘十郎さんとお会いした。
素敵だった〜。お会いしたら、という想定をしていなかったので、「ぺこっ」とするのが精一杯だった。
*二人三番叟
玉翔さ〜ん。
又平と見込んで、下手寄り。
でも鑑賞教室の時は、又平、検非違使の順。
初春公演だけが逆だったよう。
でも、…不謹慎だが、主遣いさんを見ようと思ったら、下手寄りが正解。
ま、舞台によるけどね。
検非違使の位置でも、玉翔さん(人形ね)はよく見えた。
むふふ、背中もね(人形ね)。素敵だった。
と同時に目が座った鶴の顔も(笑)。
15分休憩には、久しぶりにお会いした方とお話ができた。
*菅原伝授手習鑑、東天紅の段
立田前がかわいそう…。
泣けるぐらいやったから、大浦くんうまかったと思うよ。
はさんばこ(挟箱)がまた出てきただけで、笑ってしまうし、何度も出てくるから、その度に笑ってしまう。
…笑うとこちゃうけどな。
続きがまたいいんだ。
この段もやけど、ここは二段目か。いつかお人形を見てみたい。
次の15分休憩では、ロビーで咲大夫さんとお会いした。
英大夫さんと清介さんも。
お話が終わるのを待って、咲さんにサインしていただいた。
ね、サイン魔でしょ。嬉しいなぁ。
*一谷嫩軍記、組討の段
親子の演技は切ない…。
咲甫大夫さんの語りで泣いた…。よかったよ〜。
大東くんの平山よかったよ。
油断してたけど、小次郎の足は玉翔さん?背中でなんとなく。
見るのが遅かった。床本集を読んでいたし、お人形を見ていたから。←正しい鑑賞法。
2時間は早かった〜。
迫力はまだまだ本公演には劣るが、研修生、若手が一丸となって取り組んだ舞台は感動した。
ありがとうございました!!