佐保路散策

sorahi2011-06-09

こんばんは。

6月5日堂本剛さんの奈良でのライブと、法華寺さん公開に合わせて、着物で佐保路散策。

初めての場所も、初めての着物もウキウキする。



堂本剛さんのライブはJチケで外れた。

残念でんねん。

でも外れた人に再度当選メールが届いたようで、行けるようにった方たちは、



まさかのまさかず!!



私もまさかのまさかずメールを待っていたけど来なかった。

…残念でんねん(しつこい)。



でも奈良に行きたい気持ちは変わらない。

近鉄大和西大寺駅から法華寺さんを目指す。

お土産好きなので、まず駅で品定め。

横田福栄堂さんの鹿サブレはなかったが、伐折羅(バサラ)像の瓦せんべいがあったのでこれに決めた!

で、いつも妹に怒られる。
最初に買ってどうすんねん、と。

でもあたしはお店のご縁と出会いにご縁を感じるので大切にしたい。←ちょっと大げさなのは自覚あり。



バスに乗るか迷ったが、歩くことに。

まずは平城宮跡を目指す。

そして初めて大極殿の裏側へ。



現代の道路と大極殿



奈良に来るとあっという間に過去の世界へ連れて行かれる。

わずかな時間ではあるが。

歩きながら四つ葉を探すのが楽しい。

シロツメクサを見つけるとつい探してしまう。



田んぼの中にあった、法華寺さん国宝十一面観音の看板が素朴すぎる。

でも屋根付き。

初めての場所なので助かったが、国宝なんやからもっと目立ってもいいのでは。

県民性?



看板を見て田んぼの横の道を入ってからも少し歩いた。

南門が見えてきて、やっと到着。



予習で、
入江泰吉さんの紀行本と、
和辻哲郎さんの
「古寺巡礼」を読んだ。

Wikipediaでも調べた。

法華寺さんは総国分尼寺だと知った。

東大寺さんが総国分寺ということも初めて知った。

東大寺の開山が良弁さんというのは目ん玉が飛び出るぐらいの驚き。

文楽「良弁杉由来」は明治の浄瑠璃なので、勝手に江戸時代の話ぐらいに思っていた。(バカ丸出し)



法華寺さんつながりで良弁さんを知ることが出来たのが忘れられない勉強体験。

十一面観音さんは初めて対面したかったが、どちらの本にも載っていたのがちょっともったいなかった。

でも公開期間は限られているが秘仏ではないので、本で出会うことも仕方ないのかなと思う。



案内の音声が流れていたが、やはり手を合わす時間は心が落ち着く。

横笛という平家物語に登場する尼の像もあった。

また平家物語につながりびっくりした。



その後カキツバタの庭園散策。
満開ではなかったが水辺は大好きなので嬉しい場所。

別の水辺で、紅葉と妹の着物姿をパシャリ。

これは自画自賛の一枚。

光月亭では静かな時を過ごした。

へっついさんを生で見るのは初めてかも。
となりのトトロ」で覚えきったが実物はやはり初めてだろう。


もう一つの庭園蓮池へ。

昨年、薬師寺さんでたくさんの蓮に出会い、しかも雨の雫と一緒だったのできれいだった。
それ以来大好き。

蓮池も満開になったらきれいだろうな。



桜の実がたくさんなっていたので、桜の季節にまた訪れたい。



少し歩いて海龍王寺さんへお参り。

こちらも静かなお寺だった。

十一面観音さんにまた迎えられた。

なんと本堂の中にツバメの巣があった。
さすがお寺さん。



まさかのまさかず!!でしょ。



バスでJR奈良駅へ。佐保路とお別れ。

時間を気にせず過ごすことができた。