読書は一人の時間
こんにちは。
今朝は二度寝をしなかった。
部屋では妹がまだ寝ていたし、朝食を取りたかったので台所で読書。
部屋が明るかったら自室がよかったが、雨雲で部屋が暗いので台所の小さい電球を選んだ。
関西でも意識して節電しないと。
本当はインターネットも控えるつもりだが、読んだら書きたくなるのは日々のささやかな楽しみなので、今のところ譲れない。
父が起き出して居間の電気が付いたが、やはり読書には一人がいいと思った。
ここもまだ譲れない。
おかげで浅見光彦シリーズ、
「鯨の哭く海」を読み終えた。
蚊には悩まされたが、徐々に集中して読み続けることができた。
あざみさんの父と浅見さんとのやりとりで涙が流れた。
この時に、あぁ一人で読んでいてよかったと心底思った。
いい時間を過ごした。
この間のドラマに続き、浅見光彦シリーズを読んで初めて泣いた…。
親子ものは胸に迫るものがある。
背美鯨がずっと出てくるとは思わなかった。
文楽で「セミクジラ」、背の美しい鯨と聞いて覚えていたので、今回の物語も自分にとってすごく印象に残る話になった。
先日亡くなった名古屋のイルカも太地町で捕獲されたと知り切なかった。
たまたま見たからくり人形の番組で、ぜんまいも鯨のヒゲと知った。
でも小説を通して身近に感じることができたし、知らないことをたくさん知ることができた。
くじら博物館にいつか行ってみたいな。
旧暦皐月十日、クサレタルクサホタルトナル。空氷