仮名手本忠臣蔵
こんばんは。
6月文楽鑑賞教室へ行く日がやっと近づいてきた。
山崎街道はちょっと前から気になっていたが、清十郎さんのブログで猪の話を読んでから調べることにした。
仮名手本忠臣蔵、五段目の舞台、
山崎街道は、京都府長岡京市友岡二丁目らしい。
地図に横山峠はもう載っていなくて分かりにくいが、昨年度地方公演のプログラムに写真付きで解説があるので想像が膨らんだ。
あ、私はフィクションと分かっていても、現実とのつながりを知るのが楽しい。
絵本太功記にも出てくる、山崎の戦い「天下分け目の天王山」は府境だが、京都府乙訓郡大山崎町。
山崎がいっぱいで、頭がこんがらがっているのでブログにアップすることにした(笑)。
先月、日経の「私の履歴書」がアサヒの方だった。
アサヒビール大山崎山荘美術館のお話もあり、以前から行きたかったが、また行きたいなと思った。
この時から「山崎」という地名が気になりだしていた。
山崎の戦いは、この時まで本当に知らなかった。
今こんなにも調べる機会が訪れたことに驚いた。
まぁまだ結局は漠然としているが、調べた地名をすべて地図で確認することができた。
大阪と京都の府境を今知った。
知らないことを知ることは本当に大きな喜び。
そして大好きな年表。
*1641−1703 吉良上野介(「義にあらず」読書中で、悪役のイメージはなくなった)
*1651−1714 竹本義太夫さん
*1653−1725 近松門左衛門
*1659−1703 大石内蔵助(肖像画がフットのんちゃんに似ていたので私はそう呼んでいる、笑)
*1667−1701 浅野長矩
*1675−1702 萱野重実
*1701年4月21日刃傷事件
*1703年1月30日討ち入り
*1703年6月20日曽根崎心中初演(映画「最後の忠臣蔵」に登場)
*1748年9月6日仮名手本忠臣蔵初演
当時のことに思いを馳せ、現代の人形浄瑠璃文楽の舞台を聴けることは不思議な感覚があり、その不思議さが文楽の魅力だと私は感じている。
個人の好みとしては子どもの人形が大好きなので、そういう意味での楽しみはない。
4月公演、源平布引滝の太郎吉が今も大好き。
みどりさんの切り絵に太郎吉がいてたので、チケットは捨ててしまうが、チケット入れを嬉しくて購入した。
ロビーで太郎吉に会えた時は本当に嬉しくて、記念撮影はいい思い出になった。
その時の技芸員さん、本当にありがとうございました。
そのあと新造しげりも嬉しくて記念撮影していただいた。
初日のおのぶは、吉田簑助さんに感動しすぎて何もお願いできなかった。
まぁ初日でかなりの人出だったし。
感動の思い出として記憶にちゃんと残っている。
子ども好きは最近自覚した。
なので夏休み文楽特別公演も楽しみが少ない。
…と思ったら、雀が出てくるんやった!
鳥好きにはたまらない!
テンペストの妖精雀は舌切雀の雀やったんかな。
また会えるのが本当に嬉しい。
錦秋公演では大好きな三吉にまた会える。
内子座での感動が忘れられない。
仮名手本忠臣蔵に戻ろう。
五段目、二つ玉は途中からなのね。
浄瑠璃集を読んで聴いた気になっていたのがおもしろい。
脳ってふしぎ。
昨年度の地方公演は遅刻して、観たかった猪の登場は間に合った。
小道具さんの講座が楽しくて、猪の話は忘れられなかった。
この時は筋が分からなかったにもかかわらずお話は楽しめた。
昨日読んだ「しだらでん」っていい響きで好きな言葉。
「震動雷電」の字音なまりらしい。
おもしろいよね。
これを聴きたかったがないのが惜しい。
まっ、いつかの楽しみにしておこう。
旧暦皐月十五日、満月、ウメノミキバム。空氷
追伸、皆既月食って見られたんかなぁ。