『鬼一法眼三略巻』第二を読む

sorahi2011-08-12

こんばんは。

今日も昼までよく寝て(夏の休日、私には午前中がないっ!)、昼から千鳥のファミレスへ避難。

クーラーはもう何年も使っていなくて、コンセントを引っこ抜いた状態。

我が家では弟の部屋だけ稼動中。

あとは扇風機が何台も回っとります。

子ども時代のボタン式の扇風機も活躍中。

写真を撮ってみた。

ボタンのグラデーションが素敵よね。

うふ。



国立文楽劇場、錦秋公演

『鬼一法眼三略巻』

義太夫節浄瑠璃翻刻作品集成9

鳥越文蔵 監修 義太夫節正本刊行会 編
玉川大学出版部

まずは解題を熟読した。

だから「鞍馬山の段」がないような気がする。

ちょっと気になり出したので、劇場に過去の床本集の問い合わせをしてみようという気になってきた。

電話嫌いなのに。



第一、
清盛の船に鱸が入ってくるという場面を観てみたい!

私わりと浄瑠璃の始まりって好き。

でもあまりかからない。

なので『芦屋道満大内鑑』は印象深く残っている。



播州書写山

ばんしゅうしょしゃざん



…って言いにくい(笑)。

西国第二十七番札所圓教寺(えんぎょうじ)行ってみたいな。←♪ベビスタ風に。

西国めぐりはJRでもらった。無料なので嬉しい。



性慶が飛鳥と出会う展開って「まさかのまさかず」。←もうこれは印象的な時には使おうと決めた。

弁慶が7年もお腹の中にいたという設定にも驚いた。



第二、
お京と鬼三太が飛鳥と偶然再会するのもおもしろいが、盗賊が捜していたお京の許嫁、鬼次郎だったというのが「まさかのまさかず」(笑)。

鬼若が7年目に生まれて、体が大きいとあったから、二十歳かと思ったら、十三歳だった。

そりゃそうだ(笑)。

桐竹勘十郎さんの十三歳楽しみ!



姉お京と鬼若の涙の再会はファミレスで泣けた…。

乳母飛鳥の出家する覚悟に感動し、せっかんに感動していたら、死んでしまうという…(泣)。

一番気になる乳母が、勘壽さんで、今から期待してしまう。

勘壽さんは猿廻しから大好き。



そんなわけで今のところ「播州書写山の段」が一番楽しみ!!



第三、
皆鶴姫ってかっこいいんだろうな。

清十郎さんの皆鶴姫楽しみ!!

鬼一は切腹とな…。

弁慶の話を楽しく読んでいたが、鬼一が主人公なんかな。



第四、
文楽にあるんかな。

第五、
皆鶴姫出てこないのね。

広盛を討つのもないのね。



今は時間的に難しいだろうが、丁寧に上演する機会があってもいいように思う。



千鳥一筆箋は今日お返事を書いた。

千鳥ついでに、このあいだ奈良で千円以上買った時にいただいた千鳥饅頭

包み紙は千鳥がいてるので飾ってある。うふふ。

たたみサンダルは今日出会った!

折り鶴柄は集め中なので迷わず手に取った。日本製だったし。

嬉しい出会いだったなぁ。



旧暦文月十三日、スズカゼイタル。空氷