『新版歌祭文』

こんばんは。

文楽地方公演、
やはり清十郎さんが遣われる、『新版歌祭文』が気になってきた。

博多座で清十郎さんはお染だった。

引き戸を「トントン」とか、紙飛行機を飛ばしたりしてかわいかった。

国立文楽劇場の本公演のお染は見逃した。

残念でんねん。

カレンダーで見ただけ。

久松は東京だったので見ていない。

今度はおみつ。

初春公演のプログラムを引っ張ってきたら、表紙がおみつの着物だった。



私にはまさかのまさかず!!



楽しみやけど、おみつ母が出てこないバージョンは嫌い。

いっそのことなかったことにして欲しいぐらい。

婆さんがおみつの頭触るっけ?って観たことがないんやった。

読むとここで一番泣いてしまう。

婆さんがいないと泣きようがない。

半二はんは、『本朝廿四孝』八重垣姫の生みの親やから好きで、『新版歌祭文』はいいなと思う。

こんなにいい話をよく改作ができたなと、そこまで思う。

妹背山はそんなに好きじゃないけど。



博多座では嶋大夫の「あっつ」で大笑いした。

またいつか嶋大夫で聴きたいな。

今回清十郎さんのおみつ。

お染の時も楽しみだったし、今回もかなり楽しみになっている。



ハンコックと同じ恋の病はお夏ちゃん。

『染模様妹背門松』と言えば善六(笑)。

清十郎さんのお染もかわいかった。

いつになったら本公演で聴けるんやろう。



旧暦文月十九日、フカキキリマトウ。空氷