いろいろ想うこと
こんにちは。
ツイッターに行くといろんな意見を目にして悶々としてしまう。
押井守監督の本を読んでからはノートに書くようにしていたが、今はまたブログに魅力を感じるようになった。
まずは文楽について。
税金やからもちろん反対する人もいて、でもその言葉遣いにへこまされてしまう。
気にしなければいいんやけど。
私の文楽はイコール清十郎さん。
大好きな浄瑠璃もあるけど、読んでも初演の上演が望めない以上冷めてしまった部分はある。
能楽復曲『経盛』を知り、大槻能楽堂へ足を運んだことが大きかった。
復曲の意味、意義に「うんうん」と頷いた。
前にも書いたかな、文楽から気持ちが離れてしまう…と思っていたら、いろんな状況、いろんな出来事につなぎ止められた。
それからはイコール清十郎さんでいくことにした。
なので演目に期待しているけど期待していない。
忠臣蔵が諭吉さんの影響で好きになれない(苦笑)。
11月に通しが来るやろうと思っていたけど、私は菅原さんが聴きたかった。
文楽人気については、週末劇場に行っている限りあるな〜と感じている。
増やすためには、とりあえず知ることやと思う。
私は30代手前でJR通勤になり、駅のチラシで人形浄瑠璃文楽を知った。
それまでは知らないままでも生きてこられた。
一回行くのと行かないのは大きな違いなんかな。
私の場合は人形好きや、世界遺産ミーハーだったり、吉田簑助さんの「私の履歴書」、清十郎さんの襲名披露公演と、自分の中のことと、導かれる出来事があった。
だから他の人がどうやったら文楽ファンになるのか分からない。
って私が考えることでもないんやけど。
これがツイッターに行くことの弊害。
そりゃツイッターは楽しければいい、と思ってるわけじゃないけど。
那智滝のこともご神体と信じてないまでも、なにが悪いみたいな感想は悲しい。
私は自分の感じることを大切にしたいから、宮司さんが言うから、とかじゃなくて那智滝をご神体として崇めてきたということを信じている。
それをSNSでは書けなかった。
でもそのSNSで『キャット・アート』の作者さんと出逢えた。
文字だけとはいえやはり嬉しい。
もちろんお会い出来る機会があればいいなと思っている。
『仕事のルール』で知った、
「会いたい人には会おう」
は実践し続けている。
今年は益川敏英先生、梅原猛先生、想田和弘監督、武田邦彦先生にお会いできた。
益川先生以外はサインを頂くこともできた!
「会いたい人には会おう」