三時間読書
こんばんは。
昨日は夜10時から夜中1時までかけて、内田康夫先生の『斎王の葬列』を読んだ。
なんとなく惹かれるタイトルだった。
ぱらぱらしたら、文楽で知った「鈴鹿馬子唄」が出てきて、どういう意味か、というページだった。
買いたかった本じゃない時に、これは運命!と感じると買わずにいられない。
東海道の土山、水口か。気になるな…が、運命に変わった瞬間。
だからか平日なのに、読みたい!という気持ちが湧いてきた。
エピローグで感動した。読んで本当によかった…。
今日になって「鈴鹿馬子唄」を調べたら、近松門左衛門のこととと小万の仇討ちについて書いてあるページにつながった。
「鈴鹿馬子唄」ってそりゃ長いよね。
坂は東海道の「阪之下」と知る。
「馬子にも衣装」って「孫」とばっかり思ってた。
馬子って、馬方三吉のことよね。
文楽で三吉を知っているから、ことわざの意味も今になって腑に落ちる。
小万と言えば『源平布引滝』。
「百にも千にも勝って万とつけられ」とある小万はやはり仇討ちの小万から来たのだろうか。
たまたま読んだ本が、また『ヒロシゲコード』を読みたくさせたり、文楽をいろいろ思い出したり。