三時間読書

sorahi2012-07-18

こんばんは。

昨日は夜10時から夜中1時までかけて、内田康夫先生の『斎王の葬列』を読んだ。

なんとなく惹かれるタイトルだった。

ぱらぱらしたら、文楽で知った「鈴鹿馬子唄」が出てきて、どういう意味か、というページだった。

買いたかった本じゃない時に、これは運命!と感じると買わずにいられない。

東海道の土山、水口か。気になるな…が、運命に変わった瞬間。

だからか平日なのに、読みたい!という気持ちが湧いてきた。



エピローグで感動した。読んで本当によかった…。



今日になって「鈴鹿馬子唄」を調べたら、近松門左衛門のこととと小万の仇討ちについて書いてあるページにつながった。

近松門左衛門は『丹波与作待夜の小室節』は持っている。

内子座文楽『恋女房染分手綱』を聴いたあと買った。

鈴鹿馬子唄」ってそりゃ長いよね。

坂は東海道の「阪之下」と知る。




「馬子にも衣装」って「孫」とばっかり思ってた。

馬子って、馬方三吉のことよね。

文楽で三吉を知っているから、ことわざの意味も今になって腑に落ちる。



小万と言えば『源平布引滝』。

「百にも千にも勝って万とつけられ」とある小万はやはり仇討ちの小万から来たのだろうか。



たまたま読んだ本が、また『ヒロシゲコード』を読みたくさせたり、文楽をいろいろ思い出したり。

寝不足になったけど、読んでよかった!